ごはんの美味しさを存分に味わうきりたんぽ。ごはんがチリチリ焼ける香ばしい風味がたまりません! 市販品以上のおいしさ保証です!! 新米や、あきたこまちなど粘り気のある品種で作るとさらに美味しく仕上がります。 特別な道具も要らず、意外と簡単に出来るのでみんなでワイワイ作ってみてはいかがでしょうか?
ごはんの粘りがでるまでしっかり潰すこと、ぎゅっと強めに握って割りばしにつけること、焼く際は弱火~中火で時間をかけてじっくり焼く事がポイントです。 直火で焼くと一段と美味しく仕上がりますよ^^
鍋で炊飯する際は米を分量の水に浸して30分ほどおいておきます。
割りばし(割らない)6本は水に浸けて濡らしておきます。
浸水しておいた米を炊きます。水分量が多いので柔らかく炊きあがります。 ※炊飯器で炊く際は目盛より50ml多い分量で炊いてください。
ごはんを温かいうちにすり鉢に入れ、すりこ木でつぶし、半分くらいごはんがつぶれた“半ごろし”の状態にします。ごはんとお餅の中間くらいの感じです。
すり鉢がない方はジッパー付きバッグに入れてガラス瓶などを転がすようにつぶしても大丈夫です。
ボウルに塩水を用意します。 ごはんを6等分にわけて、手を塩水でしっかり濡らしてから割りばしの太い方にごはんを握りながら巻きつけます。 割りばしが中心にくるように、割りばしの先は突き抜けないようにします。
固めに成形しないと煮崩れる原因になるので濡らしたまな板の上で転がして表面をしっかり固めます。
魚焼きグリルやオーブントースターで焼き色が付くまで香ばしく焼きます。 その際、割りばしが焦げてしまわないようにアルミホイルなどを巻き付けると安心です。 ※テフロン加工のフライパンやホットプレートで焼いても大丈夫です。
割りばしを抜き取る際は温かいうちに。時間が経つとはずれにくくなります。 きりたんぽ鍋や味噌をつけて味噌たんぽなどにして召し上がってくださいね。 きりたんぽ鍋の作り方はこちらをどうぞ。 https://oceans-nadia.com/user/22477/recipe/427511
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。