秋田の郷土料理きりたんぽ鍋。ご飯、お肉、お野菜がひとつのお鍋に入ったバランスお鍋でもあります。 素材からでる旨みのおかげで、特別な調味料を入れなくても本格的なおいしさに!! 実は、きりたんぽ鍋のベースはお雑煮にも使える優れもの。うまみたっぷりで食べごたえのあるお雑煮になります。 せりは根っこごと頂くのが秋田流。シャキシャキ感がとってもおいしいので新鮮なせりが手に入ったらぜひ加えてみて下さいね。
きりたんぽは長く煮込むと煮崩れてしまうのでさっと煮て柔らかくなったら器に盛り付けます。 せりもさっと火が通れば食べられるので煮すぎず、食感が楽しめる煮加減で食べるのがおすすめです。
きりたんぽを用意します。 手作りきりたんぽの作り方はこちらをどうぞ。 https://oceans-nadia.com/user/22477/recipe/427517 土鍋に分量の水を入れ出汁昆布を浸けておきます。
ごぼうはたわしで良く洗ってから、ささがきにし水にさらします。 しらたきはキッチンハサミで食べやすい長さに切って酢水に1分程浸けて臭みを除き水洗いします。
せりは4cmくらいの長さにざく切りします。 根っこが白い場合は新鮮なので捨てずにぜひ使いましょう。 根の部分は土が残りやすいので、縦半分に割ってから水洗いすると良いです。 せりは根の部分は分けて置いておきます。
長ねぎは5mm幅の斜め切りに、油揚げは食べやすい大きさ切り、まいたけは大きめにほぐします。
鶏もも肉は長めの一口大に切ります。
土鍋に鶏ガラスープの素、A 砂糖小さじ2、醤油180ml、みりん180ml、酒100mlの調味料を入れ、ごぼう、しらたきを入れて火にかけます。
沸騰したら昆布を取り出し、鶏もも肉、鶏レバー、油揚げ、まいたけ、せりの根を加えて煮ます。
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2023/11/14 14:13
がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。