ついつい食べ過ぎてしまう食欲の秋。そろそろ体重が気になり始めた…という方はいらっしゃいませんか?
そんな方におすすめしたい食材は、ズバリ“おから”です。
今回は、朝食にもピッタリ! 1日の始まりにぜひ取り入れて頂きたいヘルシーなおからベーグルを作っていきたいと思います♪
その前に、知っておきたい「おからの凄い力」についてご紹介致しましょう!
そもそもおからとは、大豆を浸水させて膨らませ、それをすり潰し、熱を加えて濾したときに残る固体のことですよね。(ちなみに液体は豆乳。)
豆乳は、健康や美容のために多くの方に飲まれているようなメージがありますが、おからはどうでしょうか?
豆乳ほど身近な存在ではないかもしれません。 そもそも大豆の栄養素が全て豆乳に取られてしまっていて、健康にも美容にも特に良い効果が得られないのでは?と思っていらっしゃる方も多いかもしれませんね。
しかし、実は豆乳よりもおからの方に多く含まれる栄養成分だってあるのです。 その代表的な栄養素がこちら。
① 食物繊維
② タンパク質
③ カルシウム
この3つは健康や美容を維持するために欠かせないもの。
特に女性が積極的に取り入れたいものばかりですね!!
低価格で手に入り、さらに豆乳以上にこれらの成分を含んでいるおからは実はとても優秀な食材だったのです。
特に注目したいのが食物繊維。大豆に含まれている食物繊維はほとんどおからに移行しているようです。 しかも不溶性食物繊維であるため、腸の中で水分をたっぷりと含んだ食物繊維が膨らんで便秘解消の手助けをしてくれます。 また腸の壁をコーティングしてくれるため、必要以上の油分は吸収されず、溜め込まない体づくりには最適の食材と言えるかもしれません!
おからが優秀食材だということが良く理解できたところで、ここからはそんなおからを使ったアレンジレシピをご紹介いたします。
おからの特徴のひとつでもある豊富な食物繊維ですが、せっかくであれば1日の始まりに、手軽に美味しくいただきたいと思いませんか?
今回私がご提案するのは、おからを使ったヘルシーベーグルです。
ベーグルと言えば、パンの中で唯一「茹でる」という工程があり、バターも使わない元々ヘルシーな食べ物。
しかし今回は、更にそこへおからを加えることで、ヘルシー且つお腹の調子を整える身体が喜ぶパンにしてしまいましょう!
【おから入りヘルシーベーグル】
<材料> 小さいベーグル10個分
強力粉 400g
おから 100g
てんさい糖 大さじ1
ドライイースト 5g
塩 小さじ1/2
ぬるま湯(40℃程度) 200ml
1. 大きめのボールの中に、ぬるま湯以外の材料をすべて入れて全体に混ぜ、その後分量のぬるま湯を3回くらいに分けて少しずつ加えながら全体に水分を行き渡らせる。
2. 1の生地を10分程度手でしっかりと捏ねて全体がまとまったら、綺麗に丸くまとめてボールの中で1時間程度休ませる。(ボールはラップをして少し暖かい場所に置く)
3. 1時間経ち生地が倍程度に膨れ上がったら、生地を10等分にしてそれぞれ丸める。
4. 3の生地を細長く伸ばし、先端をつなげてドーナツ状にする。 オーブンを180℃に予熱する
5. 大きな鍋にたっぷりと湯を沸かし、沸騰したら4の生地を入れ、片面20から30秒ずつ茹でる。
6. 5の生地をオーブンに入れて25分程度焼いたらできあがり。
当日食べないものは熱いままラップに包んで冷凍する。
とてもヘルシーで、なおかつ素朴な旨味が心を満たしてくれるおからベーグル、いかがでしょうか?
食べ過ぎてしまった翌朝の朝食に、食欲を抑えられない時のおやつ代わりに、小さいサイズ感も安心の優秀なベーグルを、ぜひ日頃の食生活に取り入れてみてください!