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【毎月献立に入れて定番にしたい美味しいレシピ】 小学生の頃に家庭科実習で作って、 簡単さと美味しさに感動した「ピカタ」。 数えるにはめんどうな年数が経過しましたが、 今なお作り続けている大好きな味です。 表面ふわっと、お肉は柔らかく、衣のうま味が濃くて美味しい。 むね肉、ささみ、とんかつ用肉、他にはランチョンミート(スパム等)や野菜など。 この衣をまとわせて焼けば、今家にある食材で美味しい一品が完成です。
《おいしさのポイント》 ■工程1…肉はフォークで穴をあける(繊維を断ち切る)と柔らかくなり、肉縮みもしづらくなります。 ■工程2…薄力粉が馴染んでペタッとしてから次の工程にすすむことで、衣(卵液)がつきやすくなります。 ■工程3 マヨネーズは加熱するとマヨネーズ味(酸味)は残りません。ふわっとした衣にするポイントになるので、省かずに入れてください。 ■工程4 ・くっつきづらいフライパンであれば油不要です。こびりつきが気になれば適量を馴染ませてください。 ・直径26㎝のフライパンで3枚ずつ焼きました。2回目以降は都度ペーパータオルで拭き、フライパンを綺麗にしてから焼きます。 ・もし卵液が残れば、肉にまわしかけて一緒に焼いてください。 《食材の代替》 ■鶏むね肉…長さは4~5㎝、厚さは1.5㎝前後で均等に削ぎ切りにし、工程1にすすみます。焼き時間は両面で5~6分が目安です。1枚(300g)であれば、他の材料も同量でお作りいただけます。 ■鶏ささみ…肉からはみ出た筋を切り落とし、まな板に並べてラップをかぶせます。厚みのある側を中心にめん棒で軽い力で叩き、厚さを1㎝前後にして工程2にすすみます。焼き時間は両面で5分が目安です。4~5本(300g)であれば、他の材料も同量でお作りいただけます。 ※薄い側は叩くとちぎれるので注意 ※ひと口大の削ぎ切りにしてもOK ■豚ロース厚切り肉(とんかつ用)…まな板に並べてラップをかぶせます。めん棒で軽い力で叩き、厚さを半分くらい(5㎜~1㎝)にし、工程2にすすみます。焼き時間は両面で5分が目安です。2枚(200g)であれば、卵は1個、【A】は半分で足りますが、ひと口大に切り分ける場合はレシピ同量でお作りください。 ■ランチョンミートや野菜…1.5㎝前後の厚さに切り、工程2にすすみます。ランチョンミートの場合は塩辛いので塩不要です。焼き時間や他材料の分量は、食材によりまちまちなので適宜ご調整ください。
豚ロース薄切り肉は、フォークを刺して穴をあける(繊維を断ち切る)。
塩とこしょうを均等にふりかける。次に薄力粉をまぶし、指先で肉を撫でて粉を薄くまんべんなく行き渡らせる。粉が肉に馴染み、ペタッとした感触になるまでおく。
バット(又はボウル)に卵を割り入れて溶き、A 粉チーズ大さじ2、マヨネーズ大さじ1を加えてよく混ぜる。2をくぐらせる。
フライパンを中火で熱し、3を重ならないように並べ置く。こんがりと焼き色がつくまで、片面1分半~2分(両面で3~4分)を目安に焼く。
皿に盛り付け、お好みで粉チーズ、ドライパセリをふる。 ※レタス、千切りキャベツ、ミニトマト(分量外)等と一緒に盛り付けると見た目や栄養バランスがよくなります。
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2024/09/27 13:47
おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」