【何十回も作ってきたグラタンコロッケ(クリームコロッケ)完全版】 食欲そそる海老の香りとぷりっとした食感、濃厚でなめらかなホワイトソース、サクサクの衣。本当に美味しい自慢のレシピです。揚げたて熱々はまさに絶品。ぜひ味わってみてください。 パン粉は「フライスターセブン」を使います。サクッと軽く、焼き立てのパンのような香ばしさで、一層美味しく仕上がります。 ※必見※ 成形しやすく、中身が漏れづらく、上手に出来るコツ満載です。初心者さんでも迷わないようにレシピはなるべく省略せず、細かく工程分けしました。ポイント欄も参考にしてください。
■ゼラチンを使用しない場合…タネが固まらない分、成形が少し難しくなります。下記の4点を参考にしてください。 ---------------------------- 1.薄力粉(ホワイトソース用)を大さじ3に増やし、タネを硬めにする。 2.冷蔵庫で冷やす時間を長くする。成形後は冷凍庫に20分ほどおき、少し冷やし固めてから衣付けしても良い。 3.ラップに包んで成形するか、手に少量のサラダ油をつけて成形する。 4.室温や手の熱ですぐゆるくなるので、成形と衣付けは手早く行う。 ※衣づけしたあとは少し室温におき、タネが冷たすぎない状態にすると上手く揚がります。 ---------------------------- ■バッター液について…マヨネーズを使用すると、もったりとした硬めのバッター液になります。タネにムラなくつき、パン粉がはがれづらく、中身が漏れにくいポイントになります。マヨネーズの味は残りません。 ■おかずカップのサイズ…8号(底径40~50㎜)を使用。6個に分けるのに丁度いいサイズです。 ■おかずカップがない場合…バットに平らに広げ入れ、成形時に均等に分けてください。ただし、ゼラチンを使うとゼリーに似たような硬さになるため、握りつぶしてまとめるような感覚で成形してください。 ■パン粉をまぶす時…乾いた手でまぶしましょう。バッター液がついていたり、水で濡れていると上手につけられません。 ■揚げ油はたっぷりが簡単…揚げている最中にほとんど動かさなくても良いので、衣がはがれづらく、均一に熱が入るため油ハネも少ないです。また、パン粉がつぶれず、綺麗なきつね色に仕上がります。 ■市販の葉野菜ミックスを添えました。
冷凍むきえびは、3%の塩水(分量外/水200mlに対し塩約小さじ1)に浸して解凍する。とけたらキッチンペーパーにおき、水けを吸い取る。
むきえびは1~2㎝幅に切り、玉ねぎは繊維に対して垂直に、できるだけ薄く切る。 マカロニは商品袋の記載を参考にゆでる。乾かないように、油(分量外/少々)を馴染ませラップをしておく。 粉ゼラチンは容器に水(分量外/大さじ2)を入れ、粉ゼラチンをふり入れてふやかす。
フライパンに玉ねぎとバター(有塩)を入れ、弱~中火でしんなりとするまで炒める。むきえびを加えて薄力粉(ホワイトソース用)をふりかけ、粉っぽさがなくなるまでさらに炒める。
2にA 牛乳200ml、ピザ用チーズ40g、コンソメ(顆粒)小さじ1/2弱、こしょう少々とマカロニを加えてよく混ぜ、とろみがかってきたら火を止める。ふやかしたゼラチンを加え、混ぜて溶かす。
3を、おかずカップに均等に取り分ける。バット等に並べてラップをし、冷蔵庫に入れ、固まるまで30分ほどおく。
4が冷え固まったらカップをはがし、2cmほどの厚さで丸く成形する。
ボウルに卵を割り入れ、マヨネーズ、牛乳(または水)を加えてよく混ぜる。薄力粉(バッター液用)を加え、粉っぽさがなくなるまでさらに混ぜ、バッター液を作る。 バットにフライスターセブン(パン粉)を広げる。
5をひとつずつバッター液にくぐらせ、パン粉を広げたバットに並べ置く。
上からパン粉をふりかけて手にとり、軽い力でおさえながら、まんべんなくまぶす。
揚げ鍋に高さ3㎝以上の揚げ油を入れ、160~170℃にする。8を静かに入れる。
なるべく触らずに、衣はきつね色になり、音はパチパチと高くなり、出てくる泡が細かくなるまで3分30秒を目安に揚げる。
カス揚げを使って取り出し、油切りバットにあげ、油を切ってから皿に盛り付ける。
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おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」