フライパンでも美味しく炊き上げるコツを盛り込んだフライパンパエリアシリーズ。 あさりと牛乳で作る人気のおかずスープ「クラムチャウダー」をパエリアにアレンジしました。 アサリの旨みがしっかり染み込んだお米は、冷めてもとってもおいしい♪ おむすびにしてお弁当にもオススメです。
写真ではパエリア鍋を使用していますが、いつものフライパンでも同様に作れます。 フライパンパエリアのポイントは「煮詰めてから炊く」こと。炊きムラ&米ぬか臭さを防ぐことができます。 分量に対してフライパンが大きいとお米の仕上がりがパラッと、フライパンが小さいとふっくらしっとりになります。
あさりは3%の塩水(水200cc・塩小さじ山盛り1)に入れてアルミ箔をし、冷蔵庫で2時間ほど砂抜きをします。
タマネギ・ニンジン・ブロックベーコンはそれぞれ5~8mm角にカット。 バターを中火で加熱して溶かし、タマネギ・ニンジン・ブロックベーコンを炒めます。
米は洗わずに加え、さっと炒め合わせます。 いじりすぎると仕上がりがベチャッとしてしまいますので、さっと合わせる程度にします。
A 牛乳300cc、コンソメ小さじ1、塩小さじ1/2、黒コショウ少々を加え、木ベラでゆっくり混ぜながら弱火で5分ほど煮詰めます。 スープにほのかなとろみが出て、フライパンの底が見えるようになってきたら炊きはじめの合図。
あさりを散らし、蓋をして弱火で15~18分。 炊き上がったら食べやすいようにあさりの半量は貝をはずします。 中火で余計な水分を飛ばし、お好みで刻みパセリをトッピングします。
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加瀬 まなみ
スペイン料理研究家
埼玉県熊谷市出身。両親在住時スペインにて家庭料理を学び、スペイン料理を中心に料理研究家として活動。メディア・イベント出演、出張シェフ、撮影監修、料理教室、レシピ開発のほか、All Aboutスペイングルメガイド、ippinキュレーターなど執筆活動も行う。 全国タパス選手権 2023年 優勝 審査員最高得点賞 受賞 著書:フライパンひとつでできる絶品パエリア(TATSUMI MOOK)、5分でできた!シリーズ 全7冊(角川SSC)、2stepレシピお米でつくるたのしいごはん(東京地図出版)、月刊いちばんやさしいスペイン料理(miilマガジン)ほか