バーミキュラ鍋を使い、『夏野菜をゴロっと使用した家庭料理』のテーマで、ケイジャン料理の代表格、ガンボスープを無水調理で作りました。 夏野菜のオクラとモロヘイヤをたっぷりと。 ガンボスープはご飯にかけて食べるスタイルが伝統的で、今回は玄米ご飯を合わせてみました。
オクラとモロヘイヤでスープにとろみを出しています。鶏肉はもも肉でも良いのですが、むね肉の方が煮込むとほぐれて食べやすく、スープと絡んで味が馴染みます。また、肉類と魚介類を一緒に煮込むと、お互いの出汁で旨味の相乗効果が生まれてスープに深みが出て美味しさ倍増です!!
バーミキュラ鍋にオリーブオイルをひき、にんにくを潰し入れて香りが立つまで弱火で炒める。鶏むね肉を入れて表面に焼き色を付けてから、玉ねぎ、セロリを加えて軽く炒め一旦火を止める。
鍋底に玉ねぎ、セロリを広げ、その上に鶏むね肉、あさり、トマト(丸ごと)を並べ、鶏むね肉の上にローレルをのせ、モロヘイヤ、オクラ、ピーマンの順に重ね入れ、フタをして弱火で20分加熱する。鶏むね肉を軽く押して形が崩れるくらいが加熱の目安。
ケイジャンミックススパイスとコンソメを加え、トマトを潰しながら全体を軽く混ぜて、フタをして弱火で5分加熱する。
ご飯と共に器に盛る。
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前澤 泰爾
長野県生まれ。 大学卒業後、メンズカジュアルブランドの販売員としてアパレル企業に就職。 ファッションコーディネートを学びながらも、料理の世界に興味を持ち、飲食業に転職。 都内飲食店にて調理業務に携わり、独学にて調理師免許取得。イタリア料理店、スペイン料理店、ハワイ料理店などの店長、料理長を経て、日々食材や料理、人と向き合う。 その後、今までとは違う角度や観点から料理の世界を学ぶため、祐成陽子クッキングアートセミナー54期生として、食に係わるコーディネート、スタイリングを学び、フードコーディネーターの資格を取得。