バーミキュラ鍋を使い『秋の味覚を堪能できる行楽日和レシピ』のテーマで、東坡肉(豚の角煮)を味噌煮込みアレンジで作りました。「秋の味覚=柿、青梗菜」を一緒に炊き込み、豚ばら肉をひと口大にして、お弁当のおかずにも入れやすい一品に。隠し味にはメープルシロップを使い、秋味をいっそう満喫できる東坡肉です。
豚ばら肉を下茹ですることで余分な脂を落として、長ねぎと五香粉で臭みを抜いています。さらに下茹で後に一度水に潜らせることで、より肉の臭みを抑えます。 柿は煮込みすぎると水分が抜けてスカスカになってしまうので煮込み時間に気配りながら調理するのもポイント。 ひと口大の角煮なので、串に刺してお弁当に入れても食べやすく、お酒のおつまみにも良いですよ!
ボウルでA 味噌大さじ3、酒大さじ3、メープルシロップ大さじ2をよく混ぜ合わせ、豚ばら肉を加えて揉み込み、バーミキュラ鍋に入れる。青梗菜を重ね入れ、フタをして弱火で40分加熱する。
豚ばら肉を加熱している間に、柿の皮をむき、ひと口大に切り、長ねぎ1/2本(白い部分)で白髪ねぎを作る。ねぎの長さを4cmくらいに切り、縦に切り目を入れて中の芯を取り出す。外側だけを重ね、端から極細く切り、水に10分くらいさらしてザルにあげて水気を切る。
40分加熱後、柿を加えて、さらに弱火で5分加熱する。
器に盛り、白髪ねぎを添える。
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前澤 泰爾
長野県生まれ。 大学卒業後、メンズカジュアルブランドの販売員としてアパレル企業に就職。 ファッションコーディネートを学びながらも、料理の世界に興味を持ち、飲食業に転職。 都内飲食店にて調理業務に携わり、独学にて調理師免許取得。イタリア料理店、スペイン料理店、ハワイ料理店などの店長、料理長を経て、日々食材や料理、人と向き合う。 その後、今までとは違う角度や観点から料理の世界を学ぶため、祐成陽子クッキングアートセミナー54期生として、食に係わるコーディネート、スタイリングを学び、フードコーディネーターの資格を取得。