オートミールで作る離乳食のおかゆを各ステップごとにまとめました。 これを見れば、オートミールがゆが迷わず作れます。
オートミールは少量で水分を多く含んで膨らむため、1食分のカロリー(エネルギー)は低め。 水よりも、調整後のミルク(や牛乳、フォローアップミルクでも可)で作るのがおすすめです。 カロリーはもちろん鉄などの栄養価も高くなります。 穀物のにおいが和らぎ、味わいもほんのりと甘く美味しく仕上がります。
オートミールは粒の小さな「クイックオーツ」をさらに薄くカットしたインスタントオーツを使用しています。(味付けのされていないものを選んでください) 電子レンジで加熱調理します。加熱時間は目安ですので、仕上がりの状態をみて調整してください。 オートミールは吹きこぼれやすいので 初期・中期食は汁椀サイズ 後期・完了期はどんぶりサイズを目安に 深さのある器を使用しラップはかけずに加熱してください。
【初期】仕上がり約40g 汁椀サイズの耐熱容器にA オートミール小さじ2、ミルクまたは水大さじ3を入れてひと混ぜし、600Wの電子レンジで約1分加熱する。 人肌になるまで冷まし、必要であれば滑らかになるまですりつぶす。
【中期】仕上がり約65g 汁椀サイズの耐熱容器にB オートミール小さじ4、ミルクまたは水大さじ4を入れてひと混ぜし、600Wの電子レンジで約1分10秒加熱する。人肌になるまで冷ましてふやかす。
【後期】仕上がり約80g どんぶりサイズの耐熱容器にC オートミール小さじ6、ミルクまたは水大さじ5を入れてひと混ぜし、600Wの電子レンジで約1分20秒加熱する。人肌になるまで冷ましてふやかす。
【完了期】仕上がり約95g どんぶりサイズの耐熱容器にD オートミール小さじ8、ミルクまたは水大さじ6を入れてひと混ぜし、600Wの電子レンジで約1分30秒加熱する。人肌になるまで冷ましてふやかす。
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藤原朋未
管理栄養士・元保育園栄養士
保育園栄養士として勤務し、離乳食・幼児食・アレルギー食や栄養相談などに携わる。 現在は(株)エミッシュに所属し、レシピ開発・コラム執筆のほか、乳幼児食をテーマとした料理教室やセミナー講師を務める。 Instagramではレシピを中心に、またブログ「ママ楽ごはん」にて、子どもの食に関する情報を発信中。 著書 作りおき+帰って15分でいただきます! すぐラク おうち幼児食 (池田書店) 2歳と5歳、2児の母。 2023年11月第3子出産予定。 管理栄養士 元保育園栄養士 乳幼児食指導士 妊産婦食アドバイザー (株)エミッシュ所属