夏バテや熱中症対策に役立つハーブ
「暑さ」や「湿気」、「紫外線」、「外気温と室温の差」などさまざまなことが原因で、夏は疲れがたまりやすくなってしまいます。体だけでなく神経も疲れてくると、それが寝不足に繋がり生活全体に悪循環が生じてしまいます。
「ハーブ=生活に役立つ香りのある植物」は、その香りが直接神経系に伝わることからリラックス効果が期待できます。また、体のさまざまな機能を整える栄養価も含まれています。
この暑い時期は、ハーブを生活に取り入れて、夏バテや熱中症予防に役立てましょう。
夏におすすめのハーブとその効果
夏場の食欲不振や神経のリラックスには「ペパーミント」
とっても爽やかな香りが特徴のペパーミント。育てやすいので、自宅の庭やプランターにあるという方も多いかもしれませんね。
ペパーミントの芳香成分のひとつ「メントール」は、胃の調子を整える作用が期待されています。また、「リモネン」という成分もあり、こちらは免疫力を高めたりリラックス効果があるといわれています。ミントには発汗を促す成分も含まれているので、汗をかきにくい人にもオススメのハーブです。
紫外線による肌や目の疲れには「ハイビスカス」と「ローズヒップ」
女性に人気のハーブといえば「ハイビスカス」と「ローズヒップ」ではないでしょうか。
爽やかな酸味を感じるハイビスカス。主成分にクエン酸やポリフェノールの一種のアントシアニン色素、ペクチンなどが含まれ、エネルギー代謝を促し体や目の疲れの回復を穏やかにサポートしてくれます。
ローズヒップには、ハイビスカスにはないビタミンCが豊富に含まれています。その含有量がレモンの約20倍ともいわれているほど。
それぞれ単体でもいいのですが、ブレンドすることで、夏に嬉しい効果が期待できます。ハイビスカスとローズヒップのブレンドドリンクなら、抗酸化作用やメラニンの生成抑制が期待でき、夏の紫外線に負けない美肌キープに役立ちます。
生活にハーブを取り入れる際に注意する事
たとえばハーブをドリンクで摂取する場合、使ったハーブの主成分が多く含まれているので、飲みすぎると逆に体に負担をかけてしまうこともあります。食事の時に毎日お肉ばかりを食べていると胃がもたれるように、ハーブティーも飲みすぎはいけません。一日3杯を目安に「朝・昼・晩」とシーンに合わせて飲むものも変えてみてください。
また、妊娠中の方や持病のある方は必ず主治医と相談のうえ体に負担のないハーブをお楽しみくださいね
ハーブを使った夏バテ予防のドリンクレシピ
ノンアルコールソルトモヒート
ペパーミントが胃腸の働きを促し、食欲を誘います。爽やかな香りは気分転換にもなります。塩をグラスの縁につけているので塩分も補給でき、熱中症予防にもつながります。
【材料】
Aはちみつ 小さじ1/2
Aライム 1/8切れ
Aペパーミント 先端の部分6枚
塩 ひとつまみ
氷 6個
レモン系炭酸水 200cc
【作り方】
<下準備>
ミントは水で洗い水分を拭き取る。ライムは皮をむく。
1.グラスの縁に分量内の一部のライムをこすりつけ、塩をつけます。Aをグラスに入れ潰しながら混ぜます。
2.1に氷とレモン系炭酸水を注ぎ軽く混ぜます。
くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/25110/recipe/180909
フルーツハーブティー
旬の桃とクエン酸やポリフェノールを含むハイビスカス、そしてビタミンが豊富なローズヒップのフルーツハーブティーです。桃には体を温める作用があるので、クーラーなどで体が冷えた時にぜひ飲んで欲しいです。ハイビスカスとローズヒップのおかげで、紫外線によるダメージも回復! 甘酸っぱくて優しい口当たりをお楽しみください。
【材料】
桃 1/4個(50g)
熱湯 180cc
Aハイビスカス・ドライ 小さなスプーン1杯
Aローズヒップ・ドライ 1つまみ
【作り方】
<下準備>
桃は皮をむき一口大に切ります。ポットとカップは分量外のお湯を入れて温めてください。
1.ポットにAと桃を入れてお湯を注ぎ、3分おきます。
2.ポットを揺らして均一になるように軽く混ぜ、カップに注ぎます。
くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/25110/recipe/180920
ハーブを生活に取り入れて快適な夏を
夏バテや熱中症を防いでくれるハーブ。ご家族のために、ご自身のために、ぜひ夏の生活に取り入れて、快適にお過ごしくださいね♪
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