レシピサイトNadia
    • 公開日2016/08/05
    • 更新日2016/08/05

    レタス料理のレパートリーを広げよう!簡単&おいしいレタスレシピ

    シャキッとみずみずしいおいしさで、サラダに欠かせないレタス。生でいただくイメージが強いですが、じつは加熱調理してもとっても美味♪ 料理研究家の島田まきさんに、鮮度を保つ保存法やおすすめレシピを伺います。

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    レタス料理のレパートリーを広げよう!簡単&おいしいレタスレシピ

     

    夏に不足しがちなカルシウムを補える、レタスの栄養と選び方

    サラダの主役として定着しているレタス。クセがなく、さっぱりした味わいでどんな献立にも合わせやすく、洗って手でちぎればすぐに使える手軽さも魅力です。

    でも、レタスの魅力はこれだけではないんです!

    まずは栄養素。レタスは全体の約95%が水分ですが、ビタミンC、E、カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛、食物繊維なども含まれています。とくに、汗をかくと一緒に流れ出てしまうカルシウムはこの時期積極的にとりたい栄養素のひとつ。スープや炒め物に加えるなど、加熱調理すればカサが減って量をとれますので、ぜひレタス料理のレパートリーを増やしましょう。

    レタスを選ぶときは、葉にハリがあってみずみずしいものを。葉がぎっしり詰まっているものよりは、ゆるくふんわりと巻いているレタスのほうがおいしいですよ。

     

    乾燥・冷え過ぎは大敵。新聞紙でくるみ冷蔵庫で保存しよう

    水分が多いレタスは傷みやすいため、数日間で食べきるのが基本。新聞紙でくるんでから霧吹きで濡らして冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。乾燥と冷え過ぎを防ぐのが長持ちさせるポイントです。

     

    料理に合わせて「ちぎる」or「包丁で切る」を選択

    レタスは手でちぎるものと思いがちですが、鉄以外の包丁であれば切り口が酸化して黒ずむことはありません。千切りやざく切りなどにして、いつもとは違う食感を味わうのもおすすめです。一方、手でちぎると、断面の表面積が増えてドレッシングなどが絡みやすくなるメリットが。料理に合わせて選んでみてください。

     

    しんなりしたレタスをパリッとさせる方法

    氷水につけるのが一般的ですが、湯に浸す「50℃洗い」というテクも。たらいに50℃の湯を張りレタスの葉を浸すという方法です。時間の目安は、レタス1/2玉分の葉で1分程度。ざるに上げて水気を切り、ビニール袋に入れて冷蔵庫で冷やします。レタスは酸化しやすいため、食べる直前に行いましょう。

     

    加熱すると甘みが出て美味しい!「レタスとパスタのスープ」

    レタスは加熱すると甘みが出るのをご存じですか? スープに加えれば、溶け出した栄養も丸ごといただけるのでおすすめ。簡単スープのレシピをご紹介します。

    ①レタスの葉1/2玉分は、1枚を6等分にちぎる。玉ねぎ1/2個は幅2cmに切る。
    ②鍋に水400ml、パスタ30gを入れ、鶏ひき肉50gをスプーンですくって入れて中火にかける。
    ③鶏ひき肉に火が通ったらレタスを入れ、塩小さじ1/2、こしょう少々をふり、仕上げにオリーブオイルを回し入れる。

    詳しいレシピはこちら
    レタスと鶏団子の優しいスープ

    生食はもちろん、加熱してもおいしくいただけるレタス。1玉買ってもサラダだけでは使い切れななくて……なんていう人は、ぜひレタス料理にチャレンジしてみましょう!

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    このコラムを書いたArtist

    島田まき
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    島田まき

    料理研究家。 ソムリエ・漢方アドバイザー・調理師。 フランス料理店オーナーシェフの夫と3人の息子を持つ。 輸入業経験後、フランス料理店にて料理人として修行。 後、恵比寿「イレール」を夫と共に開業。 ソムリエの資格所得後、さらにワインと食のつながりを追求。 出産を機に、働きながら子育てをする為の仕込み料理、 子供の健康を考えるレシピも増える。 毎晩、深夜帰宅の夫の体調管理を踏まえたメニューで 健康でスタイルを保つメニュー作る日々。

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