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    • 公開日2016/10/31
    • 更新日2016/10/31

    【初心者さんでも失敗なし】アイシングッキーの作り方徹底解説!

    町中でもよく見かける可愛いアイシングのクッキー。どんな風に作られているの? 作ってみたいけど高度な技術や道具が必要? 初めてさんでもキレイに作れるアイシングの方法をご紹介します。

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    【初心者さんでも失敗なし】アイシングッキーの作り方徹底解説!

     

    粉糖と乾燥卵白、レモン汁で出来るアイシング

    カラフルにデコレーションされたアイシングクッキー。洋菓子店などで売られているのをみかけることも多いと思います。作ってみたいけど難しそう・・と感じている方も多いのではないでしょうか? 

    しかし、作り方を一度覚えてしまえば、じつは簡単! 専用のアイシングクリームを使うこともありますが、今回は比較的手に入りやすい粉糖と乾燥卵白、レモン汁で作ります。乾燥卵白は製菓食材店などで購入可能です。ぜひ材料をそろえて、かわいいアイシングクッキーを作ってみてくださいね!

     

    クッキングシートでコルネ(絞り袋)を作る

    まずはデコレーションするときに使用するコルネを作っていきます。市販のコルネを使ってもいいのですが、クッキングシートさえあれば簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください。

     

    コルネの作り方

    ①クッキングシートを15㎝位の正方形(長方形でも可)に切ります。さらに三角形になるように折って、折り目に沿って切り、三角形のクッキングシートを作ります。

    ②クッキングシートを逆三角形の向きになるようにテーブルにおき、長い辺の中央を軸にして、その軸を中心にもう片方を一巻きします。

    ③一巻きした手を抑えたままもう片方も軸を中心に一巻きさせます。

    ④紙の重なった部分を片手で持って、指を下に滑らせると先が尖がっていきます。ここでしっかりと尖らせてコルネの先に穴を作らないのがポイントです。

    ⑤先をしっかり尖らせてテープかホッチキスで紙の重なっている部分をしっかりと固定します。

    このコルネをたくさん作っておくと便利です。

     

    基本のアイシングクリームを作る

    まずはベースとなる基本のアイシングクリームを作ります。

    <材料>
    ・粉糖・・100g
    ・乾燥卵白・・小さじ1
    ・レモン汁・・18ml~20ml(固さによって調整する)
    ・食用色素・・少々

     

    粉糖に乾燥卵白、レモン汁を少しづつ加えて混ぜ合わせる

    ここでポイントとなるのが、2種類のクリームを作っておくこと。アイシングクッキーは「固め」のクリームと「柔らかめ」のクリームを使い分けてデコレーションしていきます。

    まずクリームを固めに作り、半量だけ別のボウルに取って少しずつレモン汁を加えて柔らかくしておきます。

    固いクリームは写真のように少しもったりする程度。

    柔らかいクリームは写真のように、ヘラで持ち上げたときに細い線ができるようなイメージです。

    柔らかくなりすぎてしまった場合は粉糖を加えて調節しましょう。

     

    クリームに色を付ける

    では、いよいよクリームに色付けをしていきましょう! たくさんの色を使いたい場合は、基本のクリームを小さめの容器に小分けしておくと便利です。

    基本のアイシングクリームは「白」として使えるのでそのままとっておきましょう。

    お好みの食用色素を楊枝などで少しづつ入れていくのですが、ここで注意すべきポイントは、食用色素を入れ過ぎないこと! 少し入れるだけで色がつくので、最初は爪楊枝の先に付く程度の量で問題ありません。食用色素はペースト、粉、液体がありますが、どれもほんの少しづつ入れていきましょう。色を濃くしたい場合は少しずつ色素を足して調整してくださいね。

    固めのクリームと柔らかめのクリーム両方に好きな色をつけていきます。固めのクリームは模様、縁どりなど「細かい部分」を書くときにつかいます。柔らかめのクリームは、広い範囲を塗るときに使います。

    2種類のクリーム両方にそれぞれの色を付けておくと便利です。固めの方はコルネ(絞り袋)に入れ、柔らかめの方はココットなど小さい器に入れておきましょう。

    今回は白を含めた基本の5色をペースト状の食用色素で作っています。

     

    デコレーションをしてみよう!

    まず、コルネの中にクリームを入れます。小さめのティースプーンなどですくって、コルネの中にクリームを入れましょう。このコルネの先端を切ってデコレーションしていきます。

    ちなみに、先を長めに切ると太く、短めだと細く出てきます。一色につき二種類作っておくと便利です。

    準備ができたら色を塗っていきます。クッキーは平らで大きめの物のほうが塗りやすいです。平らでないと、クリームが流れてしまいきれいに仕上がりにくいんです。また、小さめのクッキーだとデコレーションも細かくなってしまうので、難易度が高くなってしまいます。まずは大きいクッキーを用意してシンプルな模様で挑戦してみるのがおすすめです!

     

    まずはじめに:コルネの持ち方

    親指を上にして持ちます。端からアイシングクリームが漏れでない様にクリームは入れすぎない様にしましょう。

     

    ①縁取りをする

    クッキーからクリームがはみだ出さない様にまずは縁どりをします。写真のようにクッキーから少しコルネを浮かせながら動かしていくとキレイに描けます。

     

    ②土台に柔らかめのアイシングクリームを塗る

    縁取りが終わったら、縁の中に柔らかいクリームを塗り広げます。アイスクリームスプーンなどで中心にクリームをのせ、スプーンの背で広げていきます。何度も塗るとムラが出来てしまうので、ここではたっぷりめにクリームをのせましょう。まんべんなく行き渡る様に縁取り部分まで塗ります。

     

    意外と簡単!かわいいデコレーション術

     

    ドット柄

    ベースを塗ったクッキーに違う色でちょん、ちょん、とドッドを入れていくだけで可愛い模様になります。

    <平面ドットの描き方>
    写真右上と下のクッキーのようにドットをベースになじんだような形にしたい場合は、ベースを塗って乾く前にすぐにドットをのせます。

    <凸凹ドットの描き方>
    逆に写真左上のクッキーのように立体的なドットにしたい場合は、土台をしっかり乾燥させてからドットをのせます。

     

    お花柄

    ドットとドロップ(涙型)を組み合わせれば、お花模様になります。メッセージを加えてみるのも可愛いですね!

     

    ③レース柄

    白のアイシングでレースを描いて見るとゴージャスな雰囲気に!

    失敗しても少し湿らせた紙ナプキンなどで拭えばやり直しができますのでご安心を。色々挑戦してみるとハマってしまうかもしれません! 様々な模様を組み合わせて自分オリジナルのアイシングクッキーを作ってみてくださいね。

     

    出来上がったアイシングクッキーはしっかり乾燥!

    出来上がったからとすぐにラッピングするのはNG! アイシングが固まるには1日以上かかります。プレゼントするなら余裕を見て作り始めましょう。乾燥剤を入れておけば長持ちしますよ。

    大切な人にプレゼントしたくなるアイシングクッキー。誕生日プレゼントやハロウィン、クリスマスパーティーにぴったりです! 作り方をマスターして色々な形、模様に挑戦してみてくださいね。

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    このコラムを書いたArtist

    とさかりえ
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    とさかりえ

    「今日のおやつ何にしよう?」と思ったらささっと作れるそんなスイーツやパンのちいさな教室を自宅で開催しています。食べるとみんながにっこり笑顔になれる、そんなお菓子やパン作りを心掛けています。その他企業さんのレシピ開発、特別講師、保育士の経験を活かしたベビーシッターもしています 2人の女の子の母です。ブログ→http://honeydrop.blog.jp/

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