大豆を発酵させたテンペ
テンペとはゆでた大豆をハイビスカスの葉の裏に住むテンペ菌により発酵させたもので、インドネシアの伝統的な発酵食品です。なんと400年以上の歴史があります。
インドネシアでは、揚げてから炒め物にしたりするのがポピュラーなので、 一度は食べたことがあるかもしれません。
最近は日本でも、スーパーで見かけるようになってきました。冷凍した状態で販売されているものもあります。 大豆は畑の肉といわれていますが、 特に大豆を発酵しいてるテンペは、栄養素が体に吸収されやすく消化がよいところがすばらしい。
植物性タンパク質、ビタミンB群、リノール酸、食物繊維、 ミネラル、サポニン、イソフラボンなどが豊富に含まれています。
大豆イソフラボンは女性ホルモンのような働きをすると言われています。
発酵食品独特の香りがなく、納豆のような粘りがあるわけでもありません。
ゆでた大豆のかたまりといった感じで、味そのものはシンプルで 大豆の味がします。
発酵のおかげで一つの固まりとなった、大豆ブロックといった感じでしょうか。
くせがなく食べ応えがあるのでお肉の代用として、 さまざまな料理に活用できます。 お弁当のおかずにも大活躍します。
お肉、魚、大豆の日といった感じで、植物性の食事をいただく一日を作ってみるのもいいかもしれませんね^ ^
フライパン一つでテンペの照り焼き丼
材料(3人分)
・テンペ 2枚
・なたね油 大さじ1と1/2
・キャベツ 1/8(夏はレタスでどうぞ)
・ラディッシュ 2個
・小麦粉 適宜
A 醤油 大さじ1と1/2
A みりん 大さじ1と1/2
A 酒 大さじ1と1/2
A しょうがすりおろし 小さじ2
〈下準備〉
・ラディッシュを薄くスライスしておく。
〈作り方〉
1 フライパンに少量の水をいれ、キャベツを平らにひき、塩(分量外)を少々ふり蓋をして5分ほど蒸し煮する。取り出したら荒いみじん切りにする。
2 1を蒸している間に、テンペを1センチ幅にカットし、小麦粉をまぶす。
3 フライパンになたね油をいれ中火にし、テンペが両面焼き目がつくまで焼く。
4 Aを混ぜ合わせ、フライパンに入れたれを煮詰めてテンペに絡める。
5 どんぶりにご飯をよそり1のキャベツをひき、テンペを並べ、ラディッシュを飾りつける。
キャベツはたっぷりとのせてお召し上がりください。
テンペはメーカによって固まりが崩れやすいので、小麦粉をまぶしたりしてから焼くとベストです。さらに、たれが絡みやすくなるのでぜひお試しください。
テンペの照り焼きは、パンにはさんで照り焼きバーガーにしたり、お弁当の一品にも便利です。こちらのレシピは下記にも掲載あり(同じ内容です)
https://oceans-nadia.com/user/29651/recipe/133772
くせがなく取り入れやすいテンペをぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。