スペアリブを甘酢でじっくりコトコト、ホロホロにやわらかくなるまで煮込んだ料理です。脂の乗ったスペアリブを甘酢がぐっと引き締めてくれて、最後まで美味しく頂ける間違いない一皿です。 今回合わせるのはヴァインライヒ ロゼ。ドイツのラインヘッセン地方のロゼワインです。ピンクグレープフルーツやピンクペッパー、チェリー、すみれやバラといったアロマがふんだんに感じられます。 甘酢煮の甘味と酸味が、ロゼワインの爽やかな甘味と酸味にマッチします。
・スペアリブをじっくり煮込むことで、肉質をやわらかく仕上げることができます。 ・甘酢を水分がなくなり、とろっとするまで煮込むことで、うま味が凝縮された濃厚な甘酢になります。 #ドイツワインタイアップ
豚スペアリブの両面に塩、黒こしょうをふる。
フライパンにサラダ油少量(分量外)を入れ、中火で温める。スペアリブを入れ、表面に軽く焼き色をつけたら、いったん取り出す。
フライパンをペーパータオルで軽く拭き、A しょうが10g、長ねぎ(青い部分)1本分、サラダ油大さじ1を入れ、長ねぎに火が通るまで弱火で加熱する。
長ねぎを取り出し、スペアリブを再びフライパンに入れ、B 水500ml、醤油大さじ2、本みりん大さじ2、きび砂糖40gと酢大さじ2を加えて中火で沸騰させる。
沸騰したら弱火にし、落とし蓋をして30分コトコト煮込む。
落とし蓋を取り出し、甘酢の水分がなくなってスペアリブに照りが出てくるまで強火で煮込む。
残りの酢大さじ1を入れ、軽く煮込む。
器にスペアリブとほうれん草を盛り付け、残った甘酢を回しかける。
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大家 輝
料理家
日々の食卓がもっと楽しくなるように、さまざまな形の食を提供している料理家です。旬の野菜から料理を考えたり、少し手間はかかるけど自家製でつくられる料理をご紹介しています。 「いろんな食材の使い方を知りたい。」 「いろんな料理を自分で挑戦してみたい。」といった方にとって、楽しくて参考になるようなレシピをアップしていきます。 【得意料理】 イタリア料理が得意ですが、白米にも合うように和のテイストを少し入れるように心がけています。 【経歴】 大阪の中之島にあるイタリアンレストランカフェで副料理長を勤めて、その後ケータリングと食のセレクトショップカフェのお店を創立。現在、料理家としてフードプロデュースなどの活動しています。