フライパン一つで作れる、おやき。 お好みのお惣菜やあんこを包んだら、餃子のように蒸し焼きにして作ります。 しっとりなめらかな生地で作るので、中はふっくら、外はカリカリの皮が味わえます。 焼きたての美味しさは、手作りならでは! 常備菜、お漬物などのリメイクにも最適です。
・お惣菜やあんこなどは冷めてから入れないと生地がだれてしまいます。 ・生地は休ませなくても作れますが、少し休ませることでなめらかな生地になります。できれば30分〜2時間くらい、暑い日でなければ一晩寝かせても大丈夫です。 ・生地を薄く伸ばして真ん中に具を入れたら、ひだを順番に重ねるようにして閉じます。欲張って具を入れすぎると中身が出てしまうので、ほどほどに。 ・手軽にフライパンひとつで作りましたが、よりふっくらした仕上がりにしたい場合は、一度フライパンで焼いてから蒸し器で蒸してください。 ・今回の中身は、きんぴらとネギ味噌を使いました。切り干し大根の煮物、ひじき煮、かぼちゃ煮物のマッシュ、なすの味噌炒め、おひたし&チーズ、ほぐし焼き鮭、野沢菜のお漬物、キムチ、あんこなど、いろいろな具で楽しんでください。
ボウルにA 地粉200g、塩ひとつまみ、水100g、菜種油大さじ1を入れてよく混ぜ、手でこねる。フタをして、30分以上寝かせる。
8等分に丸め、地粉(分量外)を敷いた台の上で、綿棒などで薄く丸く広げる。
それぞれにきんぴら、切り干し大根などのお惣菜もしくはあんこなどを乗せて包み、しっかりと閉じる。中身がわかるように、閉じ目でない方にお惣菜もしくはあんこなどを少しつけると目印になる。
フライパンを中弱火に熱して菜種油を入れ、閉じ目を下にしてくっつかないように並べる。軽く焦げ目がついたら裏も同じように焼き、熱湯を入れてフタをする。
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fujinoniji 越野美樹
調理師•やさい料理家
惣菜店を約20年経営した調理師で、食品衛生にも詳しい。 現在は講談社コクリコ、Yahoo!ニュース、サンキュstyle、コクリコなど複数社で食関係のコラムやレシピ記事を執筆している。 これまで生み出したレシピは800を超える。 旬野菜のおいしさを生かした大量消費レシピが得意。 お弁当歴14年。 編集プロダクション・出版社で編集経験あり。