具材もいろいろ!トマトクリームパスタ
パスタには、ミートソースパスタやカルボナーラなどさまざまな種類がありますが、トマトクリームパスタは酸味のあるトマトと乳製品のまろやかな風味が相性抜群の濃厚なパスタです。
トマトの水煮を使用したものや生のトマトを使用したもの、生クリームや牛乳を使用したものなど、トマトクリームパスタとひと口に言ってもさまざまな作り方があります。牛乳を使用すると少しさっぱりとした味わいになりますし、生クリームを使用すればより濃厚な風味に仕上がりますよ。
トマトクリームは、えびやサーモン、かになどの魚介類や鶏肉、ベーコンなどとも相性が良く、具材の組み合わせでさまざまなアレンジも楽しめます。
基本のトマトクリームパスタの作り方
今回は、うま味のあるツナとブロッコリーを具材に加えたトマトクリームパスタの作り方を詳しく紹介していきます。
【材料(2人分)】
スパゲッティ 160g
ツナ缶 1缶(70g)
ブロッコリー 1/2個
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1片
Aトマトの水煮缶 200g
A水 80ml
A顆粒コンソメ 小さじ1
生クリーム(乳脂肪36%) 100ml
オリーブオイル 小さじ2
塩・こしょう 各少々
パセリのみじん切り 少々
【作り方】
<下準備>
鍋に湯を2L沸かし、塩大さじ1強(分量外)を加える。
【ポイント】
・お湯が少ないとスパゲッティ同士がくっついてしまうので、たっぷりのお湯でゆでます。2人分なら2Lが目安です。
・塩の分量は、湯に対して1%が目安です。少し多く感じるかもしれませんが、塩を加えることで、スパゲッティに適度な塩味がつくのでソースと混ぜ合わせたときに味がなじみやすくなりますし、食感もよくなりますよ。
1.ツナ缶は汁気をきる。ブロッコリーは小房に分けて、玉ねぎは薄切りにする。にんにくはみじん切りにする。
【ポイント】
ツナはオイル漬けでも水煮でもお好みのもので大丈夫です。レシピではオイル漬けを使用しています。
2.フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で加熱する。香りが出てきたら、玉ねぎを加えてしんなりとするまで中火で炒める。
ツナとAを加えて、沸騰したら中弱火で4〜5分煮る。
生クリームを加えてさらに1〜2分煮て、塩・こしょうで味を調える。
【ポイント】
・ホールトマトを使用する場合は、トマトをつぶして加えてください。
・生クリームは煮立てると分離することがあります。生クリームを加えた後は加熱しすぎないように気をつけてください。
3.沸かした湯にスパゲッティを入れて表示時間より1分短くゆでる。ゆで上がり2分前になれば、ブロッコリーを加えて一緒にゆでる。ゆで上がれば、ザルにあげて軽く水けをきる。
【ポイント】
・パスタがくっつかないように、ときどき混ぜながらゆでます。
・お湯が軽く沸騰するくらいを目安に火加減を調整してください。
4.2を中火にかけ、3を加えて手早く混ぜ合わせる。塩・こしょうで味を調えて皿に盛り、パセリのみじん切りを散らす。
【ポイント】
・スパゲッティは中心に少し芯が残ったアルデンテが美味しいといわれています。ゆで上がったスパゲッティをソースと混ぜ合わせるときにも火が通るので、袋に記載されているゆで時間よりも1分短めにゆでてください。
・スパゲッティはゆで上がったらすぐにソースにからめることもポイントです。ソースが先に完成するようにスパゲッティをゆでるタイミングは調整してくださいね。
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ツナとブロッコリーのトマトクリームパスタ
パスタは、1.6mmのスパゲッティを使用しました。ほかにも切り口が楕円形をした乾燥ロングパスタの「リングイネ」や、平打ちの「フェットチーネ」などもおすすめです。少し太めのパスタはソースがよくからむので、濃厚なソースと相性抜群です。
具材はツナの代わりにえびや鶏肉、ベーコンなどもおすすめです。野菜はブロッコリー以外にもアスパラガスやいんげん、しめじ、マッシュルームなどを加えても美味しいですよ。ぜひ、お好みの具材でアレンジしてみてくださいね。
今回は、濃厚なクリームとトマトの酸味が相性抜群なトマトクリームパスタの作り方をご紹介しました。パスタをゆでるお湯の塩加減やゆで時間にも気を付けるとさらに美味しく仕上がりますよ。ぜひ、お好みの具材でトマトクリームパスタを作ってみてくださいね。
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