春の訪れを告げるふきのとう。てんぷら粉より軽くて、卵無しでできるかんたんな衣です。時間がたってもサクサクして野菜の天ぷらにはぴったりなんですよ。 天つゆも良いですが、ぜひお塩でほろ苦さを味わってください。
油に入れたとき「ジュッ!」という音が聞こえるのが適温のサイン。衣もさっと広がっていきます。 低すぎたときは音があまりしません。そのまま火加減を強くしてみます。 強すぎたときは音が激しいです。火が通る前に茶色くなてしまいます。表面の衣が固まったらいったん引き上げ油の温度を下げてからまた入れてみて下さいね。
ふきのとうは根本の茶色くなった部分を切り落とし、周りの葉を広げておく。
A 小麦粉大さじ3、片栗粉大さじ1に水大さじ4を入れ混ぜ合わせる。 衣は写真のように茎の部分を持って入れていく。 (揚げる直前に付ける。)
中温175度に熱した油に、つぼみを下に向けて油にそっと入れていく。 固まってきたらひっくり返す。 1分~2分弱でカリっとなったら引き上げる。
皿に盛り塩を添える。
433163
二階堂まなみ
料理教室主宰・料理研究家
企業ランチプロデュース・レシピ開発・料理教室・出張料理を主に活動しています。王道料理、バランスの良い献立を提案するのが得意です。 都内で20年間飲食店を経営後、4年前に地元千葉にに戻り、夢だった料理家になりました。 体が食べ物からできているのを、多くの人に伝えたいと思っています。 そして日々の料理って、難しく考えずにごく簡単なものでいいんだってことを知ってもらいたいのです。 ほとんど15分以内に出来るレシピを提案しています。 経営者として頑張っていた時は3人の小さな子供たちを預けて必死で働いていました。家事との両立は本当に大変でした。 レシピを作る時はその時の気持ちを忘れないようにしています。 皆さんはもう、充分に頑張っていますから、日々のごはんは気楽にいっていいと思います! 料理に恋をして、ずっと素晴らしい方の元で料理の伝統や調理科学、栄養学を学んできました。今も学びは続いています。 かみ砕いたレシピを通して、私の知識と経験を沢山の方にお伝えしをしていきたいです。 普段使いの日々のごはんに活かしてもらえたらとてもうれしいです。