秋といえば、関西では丹波の黒枝豆が解禁されます。 枝豆もいろんな茹で方がありますが、今回は蒸し焼きにしてあとから塩をまぶして味付けする、 しっかりと枝豆の味も味わえる調理方法です^^
・枝豆のさやの端っこを切ってさやの中までお湯がいきたわる茹でる方もいらっしゃいますが、今回の茹で方では切らないでください。切ってしまうと枝豆の旨味や栄養価が外に滲み出てしまいます。 ・塩茹ではなく今回は少ない水でフライパンで蓋をして蒸し焼きにしています。塩をあとでさやの上からまぶすことで、時間が経つとさやの中まで塩味がちょうどいい加減に入ってきます^^ しっかりと枝豆の味もするのでちょうどいい加減の味わいになり美味しくいただけます。 ・たくさん買った場合は、早めに蒸し焼きにして冷凍保存しておけば使い勝手が良いです。 さやから取り出しておくと、枝豆ごはんやいろんな料理にすぐに使えます^^
黒枝豆(よくある枝豆で可能です)は枝付きの場合は枝から切ってください。枝豆の中が見えないように、茎と枝豆のさやの根本を切ってください。枝豆の中が見えるように切ってしまうと蒸し焼きにするときに、旨味や栄養価が外に出てしまいます。
さっと洗って、フライパンに蒸し用の水と一緒に入れて弱い中火で蓋をして蒸し焼きにしていきます。 最初、6分くらい置いておき、水分がなくなっているようなら少し足してください。
枝豆の大きさにもよりますが、大きな場合は9,10分くらいは蒸し焼きにしてください。よく見かけるサイズなら7,8分くらいで食べて自分の好みのかたさの茹で加減かどうか確かめてみてください。
自分のちょうどいいゆで加減になったら、フライパンの水分がなくなってから、30秒ほど炒ってください。
ボウルに移して粗塩をまぶしてください。ボウル自体を揺すって枝豆をひっくり返すようにするとまぶしやすいです。 少し粗熱をとれて30分くらい経ったら完成です! ※時間が経つにつれて、塩味がさやの中まで浸透してきます。1日経つとしっかりとした塩味が入るので、漬物のような感覚で味を楽しんでください^^
423806
久保 たかひろ
旬食料理研究家
徳島県出身、大阪在住🏠 小さい頃から料理をすることが好きで、母が料理を作る側にいつもいて、料理を作るようになりました。大人になってから、デザイン系の仕事に就きつつも、好きだった料理の仕事を始めて10年以上経ちます。 料理を通じて喜んでいただけることに幸せを感じ、旬食料理研究家として、レシピ開発、飲食店営業、自家製調味料ワークショップ、料理教室など、食にまつわるサポートをおこなっています。 ・旬の野菜を使った料理 ・お酒が弱い人が作る!ごはんのお供にもなって、お酒のおつまみにもなるおつまみごはん ・発酵食品を取り入れた料理 ・定番料理 などを中心にレシピを発信しています。 身近なスーパーマーケットで購入できるような 調味料や、食材を中心に使って料理を楽しく!美味しく! そして、作って食べてもらえる喜びを味わっていただけるような 日々の生活に寄り添うような、それぞれの食卓に少しでも 笑顔が生まれることをモットーにしています。 ●趣味 ・写真撮影 ・都市伝説 ・歴史散策 ・サウナ ・旅行 ・映画、音楽鑑賞 ・食べ歩き ・マルシェ巡り ◆調理師 ◆発酵マイスター ◆サウナ&スパ健康アドバイザー ◆阿波ふうどスペシャリスト