灼熱のトマトソースに入れられた卵を、「煉獄(れんごく・天国と地獄の間にある、贖罪するために炎に焼かれる場所)に入るたまご」というネーミングが面白く、子供たちに話すと、「サイ〇リヤの人気メニューだった」と聞き、驚きました。 欧米では朝食やブランチに出されることも多く、また北アフリカや中近東で似た料理に「シャクシュカ」というものもあります。 ぜひガーリックトーストをつけてお召し上がりください。
・オーブンにも入れられるスキレットで作ると雰囲気が出ますが、無くても、最後の仕上げに耐熱容器でしばらく焼けば、美味しくお作りいただけます。 ・ここでは直径17cmのスキレットを使っています。ホールトマト缶でもお作りいただけますが、あらごし、あるいはうらごしトマトなどの名称で市販されている紙パックのトマトパックがぴったりの量になりました。
フライパンにオリーブオイル大さじ1、バター10g、を入れて弱火にかける。 バターが溶けたら鷹の爪小口切り、にんにくを入れて弱火で1分程、香りが立つまで炒める。
市販のあらごしトマトパック、塩、砂糖を加え、ふたをせずに煮る。 時々かき混ぜながら、水分が少なくなりとろみが出るまで20分程煮る。 オーブン又はオーブントースターを230℃に予熱しておく。
トマトソースを煮ている間、ガーリックトーストを用意する。 残りのバター10gを耐熱容器に入れて電子レンジに20秒程かけてバターを溶かす。 溶けたバターに残りのオリーブオイル大さじ1、すりおろしにんにく、ブラックペッパーを加えて混ぜ、薄切りにしたバゲットに塗る。 オーブントースターで焦げつかないよう気を付けながら、約5分焼き色がつくまで焼く。
トマトソースにスプーンの背でくぼみをつけ、卵をそっと割り入れる。卵に塩少々(分量外)をふる。 パルメジャーノチーズをふり、鍋のふたをして白身が固まる程度に3-4分煮る。
オーブンに入れられる鍋ならそのまま、又は耐熱容器に移し入れ、230℃のオーブンで2分程度から様子を見て、黄身がお好みの固さになるまで焼く。 さらにパルメジャーノチーズをふり、あればバジル・パセリなどのハーブを散らして提供する。
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2024/09/24 12:17
2024/09/22 01:12
Yukiyo
スポーツを頑張る子供たちへの食でのサポートで、栄養バランスを考えた献立を長年作ってきました。 今では栄養バランスは外さず、家族の笑顔が増えるような華やかで心躍る食卓を心掛けています。 そのために日々の献立だけでなく、まだ見たこともない国内外の食材や調味料を探求し、世界の美味しい料理をおうちでも簡単にできるレシピを考案しています。 お料理好きな皆様には旅行気分で楽しみながら、料理にまだ慣れていない方にも上手にお作りいただけるよう、丁寧でわかりやすいレシピを目指して書いています。 レシピを通して、料理を作る楽しさ、そして美味しさを共有させていただければ、光栄です。 大阪市在住