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脂の部分がすくなく、とても柔らかい部位「ヒレ」を使ったロースト。 とてもデリケートな部位なだけに、火の入れ方が繊細で難しい印象...。 そんな「豚ヒレ肉」をしっとり、やわらかく丁寧にしあげるレシピです! ポイントは「常に弱火でじっくり火入れを行うこと!」 仕上げにかけるソースは肉のうまみをまとわせた「バター醤油ソース」 鶏肉にも、牛肉にも合わせることができますよ(^^)
①肉は火を入れると膨らむので、たこ糸で結ぶときは指1本入るぐらいのゆとりをもって巻く。 ②豚ヒレ肉は脂や皮がすくないデリケートな部位のため、常に弱火でじっくり、ゆっくり火入れをする。 ③アロゼすることにより、全体からじっくり火を入れ、肉のうまみをまとわすことができる。
豚ヒレ肉は調理30分前に冷蔵庫から取り出し、室温に戻す。
余分な筋や脂を包丁を使い丁寧に取り除く。
ペーパータオルを使い水分を拭きとり、形が崩れないようにタコ糸で4か所結ぶ。余った糸は切る。
塩2つまみをふりかけ、すりこむ。
火入れは3回に分ける。 1回目)フッ素樹脂加工のフライパンにサラダ油大さじ1を入れ弱火にかけ、温まったら肉を入れ、全面が白くなるように転がしながら焼く。焼く時間は約4分目安。
網をひいたバットに取り出し、アルミホイルを被せ、焼いた時間と同じ時間休ませる。休ませている間も余熱でじっくり火が入る。
2回目)フライパンは洗わずにペーパータオルでサッと拭く。サラダ油大さじ1を入れ弱火にかけ、温まったら肉を戻し、1回目よりしっかりと全面に焼き目をつける。焼く時間は4~5分目安。
網をひいたバットに取り出しアルミホイルを被せ、焼いた時間と同じ時間休ませる。
3回目)フライパンは洗わずにペーパータオルでサッと拭く。バター20g、オリーブ油大さじ1を入れ、弱火にかける。
バターが溶けはじめたら豚肉を戻す。バターが焦げないよう常に弱火を保ち、溶けたバターをスプーンですくい豚肉にかける(アロゼ)。アロゼの時間は約1~2分。
芯温計を使い温度を確認。約55~58℃が取り出す目安。バットに取り出し、アルミホイルを被せ休ませる。
【バター醤油ソース】 フライパンは洗わずに油をすて、ペーパータオルでサッと拭く。バター20g、にんにくを入れ火にかける。バターが溶けたらオリーブ油小さじ1を加え、フライパンについた豚肉のうまみをゴムベラを使い、こそげ落とすように混ぜる。
かるくとろみがついてきたら、火をとめる。
たこ糸を切り、好みの厚さに切る。
お皿に盛付け、ソースをたっぷりかける。
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DOI 料理人
料理人
飲食に関わり20年。 料理と向き合いたくさんの人と話しをさせていただき、料理は「人と人」をつなぎ人生を豊かにしてくれると感じています。 「ちょっと、ひと手間、お店の味。」をモットーに食卓を盛り上げる、賑やかにできる、そんなレシピをお届けできたら嬉しいです! ジャンルを問わず、一人でも多くの方に料理を楽しんでもらえるよう「丁寧に、分かりやすく、そして美味しく」を心がけながらコツコツやっていきます。 自分の経験、知識がすこしでも役に立てば幸いです。 【経歴】 ◆40代/大阪生まれ ◆オーナーシェフ兼JSA認定ソムリエ ◆創作料理店で4年間修業 ◆大手外食店で8年間マネジメント経験 ◆2014年レストラン【必然】開業 おかげさまで10周年 ◆2020年JSA認定ソムリエ取得