今回は、ほのかな酸味のあるライ麦パンです。 テーブルパンとしても食べやすいようにライ麦粉に小麦粉を混ぜました。 (ライ麦粉のみですとパンが硬くなりますが、小麦粉を混ぜることで色が薄く柔らかくなります。) パンは焼きたてが美味しいと思いがちですが、ライ麦パンは一晩寝かせ生地を落ち着かせると旨みが増し更に美味しくなります😋 ライ麦粉には栄養価が高く、食物繊維も豊富で、ヨーロッパや北欧では多く食べられています。 自宅でも作りやすいレシピです。ぜひ、お試しください。
▶️粉が湿気ている時期や乾燥している時期などは季節によって水分量を調節してください ▶️チーズの種類ははお好みで変えてOK ▶️ライ麦にはパンの発酵膨張に不可欠なグルテンが少なく、硬く密度が高い目の詰まったパンになります
オーブンの予熱は230℃にしておく。
ボウルに生イースト、はちみつを入れ、ビールを少量加え溶かすように混ぜる。 *予備発酵させます
ミキサーボウルに強力粉、ライ麦粉、塩、イースト液(工程1)、残りのビールを加え、スタンドミキサーにかける。 *粉が湿気ている時期や乾燥している時期などは季節によって水分量を調節してください
フックを装着して、低速で撹拌する。 粉が飛ばなくなれば高速に切り替える。
生地の端をもち、引っ張るようにしてくるっと丸め捏ね、叩く、丸めるを繰り返し、表面に膜ができ、つるっとしてくる。
打ち粉をした器に入れ、固く絞った濡れ布巾をかぶせてベンチタイム(28~30℃ / 20分~)
チーズが出ないよう左右から内側に折り、上下からも内側に折って包みひっくり返す。
繋ぎ目を下にして、打ち粉をした器に入れ、固く絞った濡れ布巾をかぶせて二次発酵させる。(28~30℃ / 40分~)
表面に薄力粉をふるいかけ、包丁で切り込みを入れ焼成。 *切り込みが深すぎるとオーブンの中で生地の水分が必要以上に出て、固くなります
最初は、230℃、10分蒸気で焼き上げる。(下段に湯煎)
湯煎を外し、230℃、20~30分、更に焼く。
器から出し冷ます。
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cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。