カツオは縁起物としても知られ、現在でも「強くたくましい子に育ちますように」という願いを込めて端午の節句のお祝いに使われることもあります。今の時期は「初ガツオ」と呼ばれ、脂のノリが程よく、あっさりとした味わいが楽しめます。香ばしく焼いたカツオをコチュジャンの効いた甘辛いタレで絡めることで、ごはんにもお酒にも合う一品に仕上げました。薬味の風味も食欲をそそります。辛すぎないのでお子さんでも食べられると思います。
季節的にはカツオがおすすめですが、マグロなどでも美味しく作ることができます。辛みが苦手な方はコチュジャンの量を調整してください。
水菜は洗ってざく切りにする。
ボウルにA にんにくのすりおろし少々、生姜のすりおろし少々、長ネギのみじん切り少々、コチュジャン大さじ1、ごま油大さじ1、醤油小さじ2、砂糖小さじ1、白ごま小さじ1を入れてよく混ぜ合わせる。
カツオ(刺身用さく)は全体的に塩コショウをする。 フライパンにサラダ油少々(分量外)をひいて中火で熱し、カツオの表面を焼く。全体的に焼き色が付いたら取り出し、粗熱を取る。
2を一口大に切り、1のタレと和える。 器に水菜を盛り付け、その上にカツオをのせる。仕上げにブラックペッパーをふる。
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楠みどり
野菜ソムリエプロ・フードコーディネーター・幼児食インストラクター
野菜ソムリエプロ、フードコーディネーター、幼児食インストラクター。レシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングなどの仕事をしています。子どもに伝えていきたい、ほっと和む家庭料理や子どもと一緒に楽しめるおやつを提案しています。今後は親子料理教室や食育活動にも力を注いで行きたいと思っています。 2008年 野菜ソムリエ(中級)取得 2009年 祐成陽子クッキングアートセミナー卒業 2017年 幼児食インストラクター取得