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    • 公開日2017/05/23
    • 更新日2017/05/23

    そろそろ始めなきゃ!食べる紫外線対策で身体の中からキレイに!

    日差しが気持ち良い初夏。過ごしやすい季節ですが、同時に紫外線による、日焼け・しみ・そばかすが気になる季節ですね。紫外線のダメージからお肌を守るレシピをご紹介します。

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    そろそろ始めなきゃ!食べる紫外線対策で身体の中からキレイに!

     

    1.紫外線からお肌を守ろう。

    紫外線が強くなり、日焼けやお肌のしみが気になる季節になりました。

    紫外線を浴びると、有害な紫外線から肌を守るために、メラノサイトという細胞が活性化し、メラニン色素が合成されます。

    このメラニン色素は、通常は肌のターンオーバーによって剥がれおち、肌の色は元に戻ります。

    しかし、メラニン色素が過剰に生成されたり、肌のターンオーバーがうまく機能せずに、メラニン色素がそのまま蓄積されると、しみやそばかすになります。

    日焼けによるしみやそばかすを防ぐには、まずは紫外線を出来るだけ浴びないようにするのが大切。

    曇りの日や、夏以外の季節も、日焼け止めをこまめに塗る、日傘や帽子、サングラスなどを使用するなど心がけましょう。

    そして、体の中からのケアもするとより効果的です。

     

    2.美白効果が期待出来る食べ物は?

     

    「ビタミンCを含む食品」

    ビタミンCは、メラニン色素の生成を妨ぐ働きがあります。

    また、出来てしまった色の濃い酸化型メラニンを、色のうすい還元型メラニンに変えることで、美白効果があるとされています。

    ビタミンCは柑橘系やキウイフルーツ、いちごなどの果物、野菜やイモ類に多く含まれます。

     

    「抗酸化作用のある食品」

    メラニン色素の生成は、活性酸素により活発になると言われています。

    そこで、活性酸素の発生を抑える抗酸化作用のある食品にも、美白効果が期待できます。

    先ほどのビタミンCを始め、緑黄色野菜に含まれるβカロテン、ナッツやアボカドなどに豊富なビタミンEは、抗酸化ビタミンと言われています。

    また、鮭やえびの赤い色素であるアスタキサンチン、トマトのリコピン、りんごやぶどうのポリフェノールなども、抗酸化作用があります。

     

    3.紫外線からお肌を守るレシピ3品

     

    塩鮭とたっぷり野菜のトマトマリネ

    パプリカは、ビタミンCが非常に豊富な野菜です。また、鮭のアスタキサンチン、トマトのリコピン、赤いパプリカのカプサイシンは、強い抗酸化作用が期待できます。

    【材料(2人分)】

    塩鮭 2切れ
    片栗粉 適量
    パプリカ(赤) 1/2個
    パプリカ(黄) 1/2個
    エリンギ 1本
    トマト 1個(150g)
    A オリーブオイル 適量
    A レモン汁 大さじ1
    A 砂糖 小さじ1
    A 塩 小さじ1/4
    塩こしょう 適宜

    【作り方】

    1.パプリカ、エリンギは、2cm角に切る。塩鮭は4つに切り分け、片栗粉をまぶす。

    2.ボウルに2cm角のさいの目に切ったトマトとAを入れて混ぜる。

    3.フライパンにオリーブオイル小さじ2(分量外)を入れて中火にかけ、塩鮭を並べて焼き、焼けたら2のボウルに漬ける。

    4.3で使ったフライパンをペーパーでふいて、オリーブオイル少々(分量外)を足し、パプリカとエリンギ入れ、塩少々をふり、さっと炒める。

    5.4もボウルに加え、全体を混ぜ合わせる。味を見て、足りなければ塩こしょうで味をととのえる。

    くわしいレシピはこちら
    https://oceans-nadia.com/user/10649/recipe/157486

     

    さつまいものミートソース煮

    さつまいもも、実はビタミンCが豊富な食材です。しかも、さつまいものビタミンCは、でんぷんにより守られているので、加熱しても壊れにくと言われているのです。また、トマトジュースのリコピンによる抗酸化作用も期待できますよ。

    【材料(2人分)】

    さつまいも 1/2本(120g)
    玉ねぎ 1/4個(50g)
    合いびき肉 100g
    オリーブオイル 小さじ1
    A トマトジュース 100cc
    A トマトケチャップ 大さじ2
    塩こしょう 適宜

    【作り方】

    1.さつまいもは皮付きのまま約2㎝の角切りにし、水にさらす。玉ねぎはみじん切りにする。

    2.フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、玉ねぎと合いびき肉を炒める。玉ねぎが透き通ったら、水気を切ったさつまいもとAを加えてふたをし、沸騰後弱火にして、さつまいもが柔らかくなるまで7~8分煮る。

    3.ふたを取り、水っぽければ煮詰めて、塩こしょうで味を調える。

    くわしいレシピはこちら
    https://oceans-nadia.com/user/10649/recipe/144225

     

    かぼちゃとブロッコリーのくるみ味噌和え

    かぼちゃとブロッコリーは、βカロテンやビタミンCが豊富な緑黄色野菜です。また、かぼちゃやくるみに含まれるビタミンEも、抗酸化ビタミンのひとつで、若返りのビタミンと言われています。お肌のしみ・しわ予防に効果的なサラダです。

    【材料】

    かぼちゃ 100g
    ブロッコリー 1/3株(100g)
    くるみ 15g
    A 味噌 小さじ2
    A マヨネーズ 小さじ1
    A 砂糖 小さじ1
    A みりん 小さじ1

    【作り方】

    1.かぼちゃは一口大に切り、耐熱皿に並べ、ラップをふんわりかけてレンジ600wで2分加熱する。

    2.ブロッコリーは小房に分けて、耐熱皿に入れ、ラップをふんわりかけてレンジ600wで1分半加熱する。

    3.ボウルにAを入れて混ぜ合わせ、1と2、粗く砕いたくるみを加えて和える。

    くわしいレシピはこちら
    https://oceans-nadia.com/user/10649/recipe/158159




    お肌を美しく保つためには、美白効果が期待できる食品はもちろんですが、栄養バランスの良い食事を摂ることが前提となります。

    外からの紫外線防止と、食べ物による内側からのケアで、健康で綺麗なお肌を目指してくださいね!



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    このコラムを書いたArtist

    河埜 玲子
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    河埜 玲子

    • 医師
    • 日本キッズ食育協会医学アドバイザー
    • キッズ食育マスタートレーナー

    医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。

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