レシピサイトNadia
  • 公開日2016/04/06
  • 更新日2016/04/06

食べ過ぎを防ぐお茶やスムージーはコレ!春のリラックス薬膳

春は、新生活のスタートで知らないうちに疲れがたまっていたり、食生活の乱れなどからストレスの症状が出やすい時期です。そして、ストレスがたまると「食べ過ぎてしまう…」なんてことも。この症状、薬膳の働きで緩和することができるそうです。薬膳Cooking Salonを主宰する清水えりさんが食べ過ぎ防止のスムージーを紹介してくれます。

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食べ過ぎを防ぐお茶やスムージーはコレ!春のリラックス薬膳

 

春は、ストレスから食べ過ぎてしまう季節

4月になって新生活が始まった方も多いのではないでしょうか? 期待や楽しみも多いものの、気がつかないうちにストレスを感じていることが多いのが春。

「最近、食欲が止まらないな~」なんて場合は、そんなストレスに体が反応しているのかもしれません。

 

生活の変化や食生活の乱れから「胃熱」になることも

中医学では「食べても食べても満足感がない」「異常に食欲がある」場合は、胃に熱がこもる「胃熱」を疑います。

「胃熱」とは、いろいろな原因で胃の中の熱が旺盛になる、胃酸過多のような状態をさします。異常な食欲の他にも、口や喉が乾く、みぞおちが痛む、便秘、口臭、口内炎ができやすいなどの症状が出ます。

「胃熱」の原因は辛いものや脂っこいもの、甘いものの食べ過ぎ、ストレスです。

春は、生活が変わることのストレスや食生活の乱れから、胃熱がこもり、食欲がとまらなくなっている可能性があるのです。

 

「胃熱」は、リラックスすることや、熱を冷ますことが大事

薬膳には、食によって体の働きを助けたり、活発になりすぎる時は抑えたりする役割もあります。

ストレスによる「胃熱」が原因の食欲をとめるには、リラックス効果のあるお茶を飲んだり、「胃熱」を冷ます食材を食べるのがオススメです。

 

ジャスミンティーやローズティーでリラックス&食欲抑制

薬膳的にリラックス効果があるとされているお茶は、ジャスミンティーやローズティー、ミントティーに柑橘の皮を足したもの、菊花茶など。

玉ねぎの皮茶やごぼう茶なども食べ過ぎ対策にはいいですね。

 

体を冷やす食材で対処する

「胃熱」を冷ます食材は、基本的に体を冷やすイメージの食材を選べばOK。薬膳では寒涼性と言われる食べ物です。

例えば、体の熱を冷まして水分を補うアスパラガスやキュウリ、胃腸の働きも整える白菜や大根、熱や炎症をとって肝の働きを調和させるごぼう、水や気の流れを整えてリラックス効果もあるセロリなどがオススメ。

果物ではりんご、イチゴは水を補い、胃腸の働きを整えてくれます。柑橘類全般はリラックス効果と気の流れを整えて、代謝を上げるのにオススメです。

今回はこの時期の食べ過ぎ対策にぴったりのシンプルグリーンスムージーをご紹介します。

 

シンプルグリーンスムージーの作り方

【分量(一人分)】
セロリ 1本(100g)
りんご 1/4/個(50g)
グレープフルーツ 1/2個(正味100g)

【作り方】
①りんごとセロリを小さく切る
②グレープフルーツは皮をむいて小房に分け(薄皮はそのまま)、全ての材料をミキサーにかける

Point : 作り置きはしないで、できたてを飲んでください

※このスムージーは、冷え性の方が毎日飲むと冷えてしまいます。冷えやすい方はグレープフルーツをみかんにしたり、生姜1片をプラスして試してみてください

こちらからもレシピを見られます
https://oceans-nadia.com/user/10834/recipe/137738

これ一杯でも満足感があるので、朝食代わりにどうぞ。ゆっくり噛むように飲めば、胃腸もすっきり、自律神経も整います。

「胃熱」の時は、脂っこいものや消化に負担がかかるものは避けたほうがいいので、動物性のものや辛いもの、甘いお菓子は控えめにしてください。

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