ひと手間が大事!だしから取る丁寧な朝ごはん
卵を使った朝ごはんレシピの定番とも言える「だし巻き卵」。食べた瞬間にだしの風味が口の中に広がり、たまらない美味しさですよね。できたてのだし巻き卵に大根おろしを添え、そこに醤油を少したらして…それだけでごはんが進みます。
今回は、ふんわりとしただし巻き卵の作り方をご紹介します。市販のだしの素を使ってもいいですが、丁寧にだしから取るとより美味しくなりますよ。簡単なだしの取り方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください! ひと手間加えてより美味しい朝ごはんを味わってくださいね。
基本のだし巻き卵の作り方
【材料(2人前)】
卵 3個
醤油 小さじ1/2
塩 ひとつまみ
片栗粉 小さじ1
サラダ油 適量
昆布・かつお節 5g(割合はお好みで)
熱湯 200ml
【簡単なだしの取り方】
ボウルに昆布と鰹節を合わせて5g入れ、熱湯200mlを注ぎます。粗熱が取れるまで置いておきます。粗熱が取れたらザルでこして使います。
【作り方】
1.卵を3個溶きます。卵白のコシを切るように、しっかりと溶いてください。裏ごしをすると仕上がりがきれいになります。
2.ボウルに片栗粉を入れ、だし汁小さじ1ほど加えてよく溶きます。だし汁大さじ6と醤油、塩を加えてよく混ぜます。片栗粉を加えることで、焼きあがった後にだしが染み出るのを抑えてくれます。また、ふんわり感を保つことができます。
3.溶いておいた卵を加えて混ぜます。
4.フライパンを中火で熱し、サラダ油を薄くひきます。卵液の1/4を流し入れます。ふんわりと仕上げるために、できるだけ中火を保って焼いてください。
5.全体を大きく混ぜて、ぷくっと膨れてきた部分はお箸でつついて潰します。
6.半熟になってきたらフライパンの奥から2~3cm程を折りたたみます。これを芯にして、折りたたむように巻いていきます。巻き終わったら卵を滑らせてフライパンの奥に移動させます。
7.4~6を繰り返します。卵液を流し入れる際、すでに焼いた卵の下にも卵液が行き渡るように、お箸で少し持ち上げましょう。卵液を流し入れ、巻く工程を計4回行います。
8.焼きあがったらお好みで大根おろしを添えてください。
【ポイント】
甘さが少し欲しい場合、だし汁の一部をみりんにしたり、お好みで砂糖を入れてください。
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『基本の出汁巻き卵。』
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●詳しいレシピはこちら
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・栁川さん家の休日朝ごはんシリーズ