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緑茶とチーズ・・・? 一見奇抜に思われる組み合わせですが、和食で使用することは多く、相性は非常に良いです。 ソースは作っておけば、魚や肉やパスタにだってアレンジが効きますので、少し多めに作って新しい食のマリアージュを楽しんでみてはいかがでしょうか? 6月の新茶を使って、是非。
《POINT》 ・パルミジャーノ・レッジャーノは旨味となるアミノ酸の結晶でできており、包丁で切ると結晶が崩れてしまうため、可能な限りアーモンドかグレーター(チーズ専用のおろし器)をご使用ください。 ・白身魚(さわらやたら)などでも代用いただけます。お肉との相性も良く、鶏むね肉など淡白なものとさらに相性が良いです。 ・お好みでけずったチーズの残りとお茶の葉を煎ったものをちらすと香りが高まります。
・メカジキの両面に塩をふり、常温で30分置く。 ・みりんを手鍋に入れ、中火で30〜40秒煮切る。(アルコール分をとばす。) ・付け添えの野菜があれば適宜切る。(今回はにんじん、長芋、みょうがを使用。) ・オーブンは250度に温めておく。
ソースを作る。 グレーター(もしくはアーモンドナイフ)でパルミジャーノ・レッジャーノを粗めにおろす。ボールにA 白みそ大さじ3、マヨネーズ大さじ1、みりん大さじ2と1/2、緑茶(粉末)小さじ1/2を入れ、混ぜ合わせたら、チーズを加え、和える。
メカジキの水分をキッチンペーパーで優しくふきとり、半分に切る。 天板の上にキッチンペーパーをしき、メカジキをのせる。
オーブンで約4分焼き、一度取り出す。(付け添えの野菜を焼く場合一緒に焼き、火が通ったら適宜取り出す。) メカジキの両端が残るようにソースをかけ、約3分、ソースに焼き色が付くまで焼く。お好みの野菜とともに器に盛り付け、半分にカットしたすだちをしぼる。
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高橋 善郎
1988年神奈川県生まれ。 和食料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、ジュニア野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を史上最年少で合格。 素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。 2015年からは農林水産省・JICAの共催事業にも参画し、国内外で日本食・食文化を発信している。 スポーツをこよなく愛し、2016年6月に行われたトライアスロンの大会では年代別準優勝。「食 × スポーツ」を普及する活動も精力的に行っている。 【著書】 「燃やすおかず つくりおき」(学研) 「魔法のココナッツオイル(e-Mook)」(宝島社) 「イケ麺レシピ103」(エイ出版社) 「BRUNO(ブルーノ)の絶賛ホットプレートごはん」(宝島社) 「ココナッツオイルで健康になる! (TJMOOK) 」(宝島社) 「いつもの小麦が不調の原因!グルテンフリー入門 (TJMOOK) 」(宝島社) 【保有資格】 日本酒学講師 / 唎酒師(ききさけし) / ソムリエ(ANSA) / ビアアドバイザー / おさかなマイスター / ジュニア野菜ソムリエ / ジュニアアスリートフードマイスター / 調理師免許 /食品衛生責任者