弥次さん喜多さんでおなじみの『東海道中膝栗毛』にも登場する江戸時代のたまご料理「たまごふわふわ」を洋風にアレンジ。 ふわふわのたまごがとっても美味しい! にんにくで体が温まる冬に飲みたくなるスープです。
全卵を使わずに卵白のみで作ってもおいしいです。カルボナーラなど卵黄のみを使う料理のお供に作ってみてください。 盛り付ける際は器にスープだけをよそってから、ふわふわのたまごをスプーンなどで小さくすくって浮かべるとおしゃれに仕上がります。
卵を卵黄と卵白に分け、卵白のみを泡立てて七分立てにし、そこに卵黄を加えて、さっくりと混ぜあわせる。
にんにくは皮がついたまま鍋に入れ、ひたひたの水をいれて火にかける。沸騰してから2分間柔らかくなるまでゆで、皮をむいてみじん切りにする。玉ねぎは縦に薄切りにする。ベーコンは1cm幅に切る。
鍋にオリーブオイルとにんにく、玉ねぎ、ベーコンを入れて、弱火で炒め、玉ねぎが透き通ってきたら、水とコンソメを入れて強火で沸騰させる。あくを取りながら、弱火で5分間煮こむ。
塩、こしょうで味を整えて火を止め、①を流し入れて蓋をし、弱火で2分間加熱する。卵に火が通ったら、スープ皿に盛りつけ、ドライパセリをかける。
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うめキチ
長崎県生まれ。 一橋大学商学部を卒業後、国内ERPパッケージシステムベンダーで会計システム導入のコンサルティングを担当。 会計システム導入チームの立ち上げを経験し、大企業のシステム導入のプロジェクトマネジメントを多数歴任。 IT系企業でコンサルタントとして従事するも、 幼少のころの料理人になる夢を忘れられず、フードコーディネーターの資格を取得。 コンサルタントとフードコーディネーターの二足のわらじを履きつつ、 男性ならでは視点でレシピを提案している。 "食は人生最高のエンターテインメント!" がモットー。