こんにちは。フードコーディネーターの河合真由子です。
皆さんは朝ごはん、ちゃんと食べていますか?
時間があるときはしっかり料理するという人も朝からお鍋やフライパンを出してなにかをつくるというのはちょっとハードル高めですよね?
そんなときにあると便利なのが「つくりおき」食材、これがあるだけで手軽に、きちんと朝ごはんをたべることができます。
つくりおきとは?
つくりおきとは、料理をあらかじめつくって冷蔵・冷凍しておき後日活用すること。
常備菜という言葉に代表されるように、つくりおきのきくおかずで、ご飯やお弁当、おつまみにもう1品というときに役に立ちます。
また、そのままいただくだけでなく、簡単に調理を加えるだけでアレンジレシピがつくれることも魅力です。
忙しい毎日をおくる方には、週末などまとまった時間をつかってつくりおきしておくことが日常の自炊に大いに役にたちます。
つくりおき生活基本のキ
きょうはこれからつくりおき食材をつくりたいというあなたに、つくりおきをするにあたって気をつけるべきポイントを紹介します。
1 時間の確保
→つくりおき食材をつくるには週末などの比較的時間の余裕があるときを狙って準備しましょう。
予め何をつくるのか、1週間の大まかな献立を決めてからスーパーへ。
そして、スーパーから帰ってきたら食材はそのまま冷蔵庫にしまわず、そこでそのままつくりおき食材を準備してしまいましょう。
生野菜など、そのままいただくものも、洗って食べやすい大きさに切り、湿らせたキッチンペーパーで包んでタッパーへ。
こうしておくことで、料理をするときにとても楽になります。
2 保存容器
→つくりおき食材を保存する容器は、清潔な容器を準備しましょう。
プラスチックのタッパーウェアや琺瑯容器などは、一度洗ってしっかり乾燥させ、できればアルコールスプレーで消毒するとよいです。
冷凍する場合は、専用の冷凍保存袋を使うと便利です。ハンバーグなどは一度ラップで個包装したあとに冷凍保存袋にいれて冷凍するとよいです。
3 味付けはシンプルに
→つくりおき生活を長続きさせるには、最初の味付けをシンプルにすることです。
最初からスパイスたっぷりの特徴的な味にしてしまうとその味を何日も食べ続けることになるためさすがに飽きてしまいます。後々の事を考えて最初の味はごくシンプルに。アレンジは後日いただく際に、スパイスやハーブなどで足していくようにしましょう。
つくりおき食材で栄養バランスも整った朝ごはんに
つくりおき食材の朝ごはんへの活用法は、まずはご飯やパンのおかずとしてそのままいただく。前日の夜ご飯を炊飯器にセットしておけばつくりおき食材をおかずに立派な朝ごはんになりますよね。
毎朝パンを焼いて食べるだけだとさすがに栄養のバランスが問題です。
たとえば人参を千切りにして塩揉みしたものや、洗って一口大に切って保存しておいた水菜とつくりおきしておいた塩鶏を細かく切って市販のドレッシングをかけて添えるだけでもバランスの整った朝ごはんになりますね。
つくりおきの定番「きのこのマリネ」でつくる混ぜご飯
今日はそんなおすすめのつくりおき食材の中から定番ともいえる「きのこのマリネ」を紹介します。
夜はそのままワインのおつまみとしてパスタの具材にしたり、魚介の包み焼きにしたりといろいろなアレンジがききます。
朝ごはんには、焼いた鮭をほぐして、きのこのマリネ、炊いたご飯に刻んだ大葉を加え醤油で味を整えて混ぜご飯のできあがり。
大葉を足すことで風味をプラスしています。
朝時間がないときは前日に焼いた鮭を朝ボウルでざっと混ぜるといいかもしれません。
あれば白胡麻を足すと更においしいです。