シチュー・カレー用のお肉をたっぷりの香味野菜と赤ワインでゆっくり煮込みました。特別な日だけでなく、安くお肉が手に入った日に作り置きできます。一晩寝かせた方がおいしくいただけます。また、アラブ料理のフムスですが、付け合わせにちょうど良く、使う豆や合わせるスパイスでバリエーション豊かです。
煮込み料理は圧力鍋を使うと早くできますが、ゆっくり弱火で火を入れた方が、ほろほろと肉がほどけ、味が深くなります。また、一度冷まして、翌日も煮込むとさらにおいしくなりますが、煮詰まるので最初の塩加減に注意しましょう。
牛肉(シチュー・カレー用)はこしょうを振り、ローリエ、タイム、クローブとともに保存袋に入れ冷蔵庫で1晩寝かせておく。(塩を振ると脱水するので、この時点では振らない)
鉄の鍋にオリーブオイルとスライスしたにんにくを入れ香りが出るまで中火で炒める。A ベーコン2枚、たまねぎ1個、長ネギ1本、セロリ1本、にんじん1/2本、マッシュルーム3個、セミドライトマト2個を薄くスライスしたのもを加え、たまねぎがあめ色になるまで炒める(焦げてくるので水を大さじ1づつ加えながら、木べらでなべ底についた野菜をかき混ぜながら炒める)。ブイヨンを加え沸騰させたら灰汁を取り、5分ほどに詰める。
下準備した牛肉の肉のみを熱く熱したフライパンで表面を焼き固めたら、2の鍋にハーブ類と一緒に加え赤ワインを入れて沸騰させる。灰汁が出てきたら、少し取り除いて弱火にして40~50分煮込む。
フムスは材料B ひよこ豆(水煮)400gは豆と煮汁を分け、豆とC 練りごま30g、ピーナツバター20g、オリーブオイル大さじ2、すりおろしにんにく1片、塩小さじ1/2、パプリカパウダーお好みでをブレンダーに入れる。豆の煮汁を大さじ2ほど入れ、ブレンダーを回す。硬さは煮汁で調節するが、耳たぶぐらいの硬さでよい。
371174
越智 美恵子
ケータリング料理人・調理師 →都内でホームパーティーや企業様の展示会などのケータリングサービスを主に、株式会社Nutrientsを運営しています。今まで訪れた国や地域で出会ったたくさんのおいしいものを,家庭でも再現出来るように考えています。調理師免許を取得しているので、料理の基本もお伝えできればと思っています。