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生栗が手に入る季節のほっこり美味しいおやつです。日本茶にもコーヒーにも合います。 レシピの量は少し多めですが、日もちしないので食べ切れる分だけ作るのがおすすめです。 私は食べきれず余った分は成形せず栗あんにして冷凍しています。
栗の大きさによって総量と正味の量に差が出るので、中身をくり出してから砂糖の量を計算すると良いです。 甘めのレシピなので甘さ控えめが好きな方は砂糖の量を減らして作っても。 フードプロセッサーがない場合はすり鉢、もしくは裏漉ししてください。
生栗をよく洗い、たっぷりの水と一緒に鍋に入れて40分〜50分茹でる。
茹で上がったらザルにあげ、粗熱が取れたら鬼皮ごと半分に切る。 ※包丁が滑りやすいので気をつけて下さい。
スプーンで中身をくり抜く。 全部くり抜いたら重さを計り重量の30%のきび砂糖を計量する。 ※中身が250gだったらきび砂糖は75g
栗の中身をフードプロセッサーに入れて攪拌する。 多少の粒が残っていても食感のアクセントになるのでOKです。
鍋に栗ときび砂糖を入れ、水を加えて中火にかける。 木べらで混ぜながら加熱し、沸騰したら弱火に落としてさらに混ぜる。
水分が飛んでぽてっとしてきたら火を止め、粗熱を取る。 30gくらいに分け、一つずつラップの上に乗せて茶巾にしぼり形を整える。
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両角舞
料理人として10年間修業を積んだ後、フードコーディネーターに転身。企業のレシピ開発や撮影スタイリングを多数手がける。 CX系めざましテレビのコーディネーターを5年間務めた他、タイ各地でのレストラン立ち上げに関わりメニュー考案、調理に携わる。現地での経験を活かし料理教室や料理イベントを主催。 2012年ELLE a tableフードバトルのグランドチャンピオン。漢方スタイリストの視点から作る薬膳も得意とする。