お祭りの屋台で人気の「チョコバナナ」をおうちで作ろう!
カラフルなチョコがトッピングされて屋台にずらっと並んだチョコバナナは大人でもワクワクしますよね。チョコバナナはスーパーで手に入る材料でおうちでも手軽に作れて、お子さんと一緒に手作りを楽しむこともできます。
チョコレートの溶かし方にコツがあるので、コツを押さえておうちで美味しいチョコバナナを楽しみましょう。
チョコレートといえばテンパリング!?
チョコレート菓子といえば、温度調節を行いつやよくパリッと薄く固めるテンパリングという作業が必要ですが、少量のチョコレートの温度調節は難しく固まらないなどの失敗も多いです。またテンパリングしたチョコレートはパリッとかたい食感になるので、チョコバナナには不向きです。
家庭のおやつとして楽しむチョコバナナには手軽でバナナの食感にも合った、テンパリングなしでもつやっと食感よく仕上がる方法がピッタリです。今回はその方法をお伝えします。
チョコレートは製菓用の特別な物が必要?
使用するチョコレートはスーパーで売っている板チョコで大丈夫です。もちろん製菓材料店で手に入るクーベルチュールなどこだわりの上質なチョコレートを使ってみるのもおすすめですよ。
また、テンパリングなしで常温で固まるコーティング用チョコレートというものも市販されていますので、それを使うのも便利です。
基本のチョコバナナの作り方
【材料(2人分)】
バナナ(小) 2本
チョコレート 100g
サラダ油 10g
カラーチョコスプレー 適量
【作り方】
1.バナナの皮をむき、くし(割りばし)を刺す。
【ポイント】
細いくしだとバナナがくるくる回ってしまいチョコがかけにくいので、割りばし程度の太さがある方がいいです。
バナナはあらかじめ冷やしておくとチョコがすぐに固まります。お子さんがチョコスプレーでデコレーションを楽しまれる場合は、常温のバナナを使うことをおすすめします。
2.チョコレートを刻んで小さめのボウルに入れ、湯を張ったボウルに重ねて湯煎で溶かす。
【ポイント】
チョコレートを入れるボウルは、ポリカーボネート製やプラスチック製などの熱伝導の悪いものがおすすめです。または熱伝導の良いステンレス製を使う場合は、湯煎の温度を50℃程度の低めの温度にします。高温で一気に溶かすと固まりづらくなるので、よく混ぜるうちにやっと溶けるくらいの温度がちょうどいいです。
コーティング用チョコレートを使用する場合も50℃以下の湯煎で溶かすのは同じです。チョコレートのボウルに湯が混ざらないように注意してください。
3.溶かしたチョコレートにサラダ油を加えて混ぜる。
【ポイント】
サラダ油を加えることでチョコレートの伸びが良くなり、バナナにコーティングしやすくなります。この方法ならテンパリングという難しい温度管理をしなくても、パリッと固まります。かたくなりすぎないのでバナナの食感とも合っていて、チョコバナナに最適です。
コーティング用チョコレートを使用する場合はサラダ油は必要ありません。
4.バナナを回しながらチョコを一気にかける。
【ポイント】
流れたチョコを受け止めるため、下にオーブンシートやバットなどを敷いておきます。少しずつかけると先にかけた部分が固まってでこぼこになるので、勢いよくかけるのがコツです。
5. チョコが固まらないうちにカラーチョコスプレーを振る。
【ポイント】
バナナをあらかじめ冷やしておいた場合はあっという間に固まるので、手早く付けます。
6.チョコレートを固める。
【ポイント】
発砲スチロールをテーブルにガムテープでくっつけておき、そこに刺して立てて乾かすとお皿にべったりチョコが付くことなくきれいにできますよ。
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お祭りの定番!基本のチョコバナナ
ほかのフルーツやホワイトチョコでも同じ方法で作れます。いちごやパイナップルなどお好みの果物で作ってみてください。
屋台で大人気のチョコバナナも、スーパーで手に入る材料でおうちで手軽に簡単に作ることができます。お子さんと一緒におやつ作りや、お祭りごっこを楽しんでみませんか。
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