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    主食

    もっちり♪hoppe家のいつもの食パン

    • 投稿日2020/05/29

    • 更新日2020/05/29

    • 調理時間240

    我が家で一番よく食べている「いつもの」食パンです。家族のために材料にこだわって国産の小麦や美味しいバターを使っています。なれると簡単にできるので、是非沢山の方に手ごねパンをおうちで楽しんでいただきたいと思い、できるだけ詳しく手順を載せました。作り慣れてくると、これを基本に水分を牛乳に変えたり、バターを減らしたり増やしたり、野菜ペーストを入れたりしてアレンジできます。

    材料5人分1斤

    • 春よ恋(国産強力粉)
      250g
    • 160~180ml(手ごねに慣れていない方は160mlがおすすめ)
    • てんさい糖
      12g(上白糖やグラニュー糖なら10g)
    • インスタントドライイースト
      3g
    • スキムミルク
      12g(入れなくても良い)
    • 3g
    • バター(食塩不使用)
      15g

    作り方

    ポイント

    手ごねは大変ですが、よ~くこねることが一番大切です。しっかりこねるとふんわり美味しい生地になります。こね方は「これでなくてはいけない」という決まりはありません。こねやすいやり方を見つけてください。 強力粉の銘柄を変えると出来上がりがかなり違ってくることがあります。また、時期によっても吸水できる量が異なるので、違った仕上がりになることがあります。 国産の強力粉はべたつきやすく扱いにくいので、手ごねに慣れない方は水を入れすぎないように注意してください。 水やバターの量が増えると柔らかい食感になりますが、生地の扱いは難しくなります。 こね台の材質によっては生地がくっつきやすいので適宜打ち粉を振ってください。

    • シリコン加工などのしていない型を使う場合は型の内側にバターやショートニングを塗っておく。

    • 1

      水(ぬるま湯)てんさい糖、インスタントドライイーストをボールに入れ(イースト入れたあと時間をおかない)、春よ恋(国産強力粉)スキムミルク、塩を加え指先で水分と粉がなじむようにざっと混ぜる。

      工程写真
    • 2

      全体がざっと混ざれば生地の状態は荒くていいので、ボールにピッタリとラップをしてこのまま室温で20分休ませる。室温が高い場合は発酵が進んでしまうので冷蔵庫に入れておく。

      工程写真
    • 3

      休ませた後の生地は緩んでふんわり伸びが良くなっている。 こね台に取り出す。

      工程写真
    • 4

      生地をこね台の向こう側へこすりつけるように広げる。

      工程写真
    • 5

      広げた生地を元の場所へ戻すように集め、また向こうへこすりつけて広げる。これを繰り返す。

      工程写真
    • 6

      最初はこね台に生地がべたべたくっつくので、時々カードで生地を集めると良い。

      工程写真
    • 7

      しばらくするとこね台につかなくなってくるので、そこまで根気よく伸ばして集めるを繰り返す。 水を180ml入れた場合は、べたついた状態が続くので、ある程度したら次の工程へ。

    • 8

      集めた生地の端をつまむように持ち、手首のスナップを利かせて叩きつける。(力強く叩くわけではなく、手首を振ることで生地をつかんだまま生地の重みを利用してこね台に落とすようなイメージ)

      工程写真
    • 9

      叩きつけた生地の上につまんでいる部分を重ねるようにして合わせてつまみ直し、同じように手首のスナップで叩きつける。これをリズムよく繰り返す。

      工程写真
    • 10

      生地がすべすべして手にくっつかなくなるまで叩きごねを繰り返す。

      工程写真
    • 11

      バター(食塩不使用)を包み込むようにして入れ、バターが生地になじむようにこね台にこすりつけて広げる、集めるを繰り返す。(工程4,5と同じ)

    • 12

      さらに叩きごねをする。(工程8,9と同じ) 生地表面が滑らかですべすべになるまで行う。

    • 13

      生地をそっと伸ばしてみると薄く膜が張ったように伸び、指が透けて見えるくらいになっていればOK

      工程写真
    • 14

      綺麗に丸めてとじ目を下にし、ボールに入れて30℃で約50分発酵させる。(時間は目安なので、生地の大きさを見て決める)元の大きさの3倍くらいにふんわりと大きくなればOK

      工程写真
    • 15

      こね台に取り出し、(必要であれば台に打ち粉をふっておく)生地を広げるように手でそっと押さえてガスを抜き、縦横それぞれ3つ折り、または丸めなおしてとじ目を下にして、生地表面が乾燥しないようにボールをかぶせるか固く絞った濡れ布巾をかぶせ15分休ませる。

      工程写真
    • 16

      休ませた生地を裏返して(表になっていたきれいな面が下になる)こね台に置き、めん棒で優しく伸ばす。

      工程写真
    • 17

      左右から3つ折りにする。

      工程写真
    • 18

      向こう側から手前に向かってくるくる丸める。

      工程写真
    • 19

      食パン型に入れ、35℃で45分ほど発酵させる。 発酵の終了は時間ではなく生地の膨らみぐあいを見て決める。 発酵している間にオーブンを200℃に予熱しておく。 オーブンの発酵機能を使っている場合は発酵を30分程度で切り上げて予熱開始する。発酵は室温で続ける。

      工程写真
    • 20

      生地の一番高いところが型の一番上より少し下のところまで膨らめば蓋をして190℃で22分焼く。 外国産の最強力粉などを使う場合は、もう少し早めに発酵を切り上げないと上に伸びる力が強すぎて蓋からはみ出します。

      工程写真
    • 21

      焼きあがったら型ごと台などに打ち付けてから蓋を開けて型をひっくり返し、パンを取り出す。 蒸れないようにケーキクーラーなどに載せて冷ます。 焼き時間は各ご家庭のオーブンによって、また型の材質によっても変わります。一度焼いてみて調節してくださいね。

      工程写真
    レシピID

    392640

    質問

    作ってみた!

    • ちまき
      ちまき

      2023/01/07 23:33

      初めての食パン、美味しくできました! 工程の写真がたくさんあってとても見やすかったです♪ありがとうございました!
    • えみちょりん♪
      えみちょりん♪

      2020/09/24 21:53

      30グラムを全粒粉にしてみました!ふわふわで美味しく焼けました!

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    hoppe
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    hoppe

    料理研究家

    hoppe(ほっぺ) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 元看護師(産婦人科、整形、脳外、内科などの勤務を経て高齢者のデイサービス勤務をしてきました。特に高齢者デイサービスは私にとって天職と思えるような充実した楽しい日々でした。) 昔から趣味はと聞かれれば「お菓子作り」と即答してきました!今も変わらずお菓子作りが趣味です。 私の初めてのお菓子作りは小学生のとき。 母が驚くことを期待しながら一人でレシピを見て作った型抜きクッキーでした。 仕事から帰った母の驚いた顔と美味しいと喜んだ顔は今でも忘れられません。 お菓子作りには幸せがいっぱい詰まっています♪ 買うのが当たり前だと思っていたケーキを自分で作れた喜び。 誰かのことを想ってレシピや材料を選んだり、出来上がりを想像しながら作るワクワクした時間、相手が手作りに驚いたり「美味しい!」と笑顔になる瞬間、オーブンからただよう甘い香りに包まれる時間やドキドキしながらオーブンを覗き込む時間、焼き立てを味わえるのも手作りならでは。 でも、日々のお料理とは違い、お菓子は必要不可欠なものではありません。 毎日のことではないので特別な日のケーキは買えばいいし、わざわざ材料や道具を揃えて、となるとハードルが高い物だと思います。 でも、特別なものだからこそ手作りすればさらに特別感は大きくなり、喜びも膨らむと思います。 そして、お菓子作りってやってみると意外と難しい物ではありません。 私は今までお菓子作りを通してたっくさんの幸せを感じてきました。 家族のために日常的にパンを焼くようになってからは友人を招いて、手作りのパンや料理、デザートをふるまっておもてなしをする楽しさも知りました。 この幸せな気持ちをたくさんの人に感じてもらいたい! 自分でケーキやパンを作れる喜びを知ってもらいたい! 安心、安全なお母さんの手作りおやつや焼きたてほわほわパンの優しさをたくさんのおうちに広めたい。 その思いがすごくすごく強くなったので、看護師を辞めてレシピをお伝えすることに力を注ぐことにしました。 日々のおやつだけでなくおもてなしや特別な日に作るお菓子レシピをメインに、大切な家族のために安心、安全にこだわって作る料理やパン、友人をまねくときのおもてなしランチのレシピも公開していきます。 私のレシピを信じて材料を揃えて時間をかけてくれる誰かの笑顔を想像して(*^^*)

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