炊飯器の温泉卵コースを使って、80℃で火を入れるため、タンパク質が固まらずに柔らかく仕上がります。炊飯器のスイッチを押したら、あとは放置しておくだけなので、本当にお手軽なのに、豚肉は、とてもしっとりジューシーになるんです!
豚ブロックが300~400gの場合は、AとBの分量を半分にして、炊飯器での加熱時間は、1時間にして作ってください。 乾燥ハーブの代わりに、フレッシュハーブでマリネしても、もちろん美味しいです。 赤ワインがなかったら、白ワインでも、調理酒でも大丈夫です。
豚肩ロースブロックを、フォークでブスブス刺しておく。 たこいとがあれば、豚肉を巻いて、形を整えておく。 巻かなくても大丈夫です。
豚肉にAをすりこむ。
ポリ袋に豚肉を入れて、Bを加えて軽く揉んで、1晩冷蔵庫でマリネする。
フライパンを熱して、油をひかないで、マリネした豚肉の全面を、焼き色がつくまで焼く。 ここでは、中はまだ、全く火が通ってません。 焼き色がつけば、大丈夫です。
耐熱性のジッパー付きポリ袋に、焼いた肉を入れたら、空気を抜きながらピッチリとしめる。
そのまま炊飯器のお釜に入れて、豚肉の袋がかぶるくらいの水を入れる。
温泉卵コースで、1時間30分に設定してスタート。 豚ブロックが300~400gの時は、1時間で出来上がります。
終了したら、炊飯器から、豚肉が入っている袋を取りだし、 そのまま10分ほどおいて、肉汁を落ち着かせてから切る。
袋に肉汁が出ているので、その肉汁を使って、ソースを作っても美味しいです。 フライパンでバルサミコ酢を煮詰めて、そこに肉汁・砂糖・醤油・バターをお好みで加えてたら、ソースの完成!! ローストポークにかけてお召し上がり下さい。
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本村 美子
薬剤師、料理家の本村美子です。 薬剤師の資格を持ち、薬膳料理も取り入れながら、日々の家庭料理を、ちょっとオシャレに、そして美味しくすることをモットーにお料理しています。 お料理以外にも、パン、スイーツを作るのも大好きです。 パン作りは独学ですが、今では、毎日の食卓に欠かせないものになっています。 お料理も、味はもちろんですが、彩りや盛りつけにはこだわっています。 見た目が華やかであれば、子供が苦手なものでも、食べてくれたりもします。 子供が嫌いなものを克服した瞬間が、たまらなく嬉しく思います。