基本のハンバーグを、原点に戻って作ってみました。ちょっとしたコツで、肉の旨味を閉じ込めて、ジューシーに仕上がります。たねの中に、チーズやアボカドを忍ばせても美味しいですよ。
パン粉は、お麩にかえても、ふっくらと美味しく作れます。その場合は、おふを細かく崩してから使って下さい。
玉ねぎは、みじん切りにして炒めておく。 ※面倒であれば、レンジ加熱でもOK
まずは何も加えずに、合びき肉だけでよく練る。 ※こうすることで、なめらかな食感になり、焼いた時に割れにくくなります。
A 玉ねぎ中1個、卵2個、パン粉30g、こしょう適量、ナツメグ少々(あれば)、マヨネーズ小2、ケチャップ小2を入れてこねる。 ※ひき肉は、手の体温で脂が溶け出してしまうので、ここまでの作業は、なるべく手早く行って下さい。
4等分にして、成形し、真ん中を凹ませる。 ※焼くと真ん中が膨らんでひび割れ、肉汁が出てしまうので、必ず真ん中を凹ませて下さい。
熱したフライパンにサラダ油をひいて、ハンバーグのたねを入れて中火で焼く。 ※まずは両面とも中火で表面にしかりと焼き色をつけます。その後、蓋をして、弱火で7~8分焼き、中までしっかりと火を通す(途中、1度裏返して下さい)
ハンバーグが焼けたらお皿に盛り付ける。
[ソース作り] フライパンはそのまま洗わずに使うので、よぶんな油だけ拭き取る B 赤ワイン150ml、ケチャップ大4、ウスターソース大4、ハチミツ小1/2、黒こしょう少々、バター10gを加えてアルコールが飛んでとろみがつくまでソースを煮詰める。
火を消して、黒こしょう・バターを加えたら、ソースの完成。 ハンバーグにかけて、お召し上がり下さい。
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本村 美子
薬剤師、料理家の本村美子です。 薬剤師の資格を持ち、薬膳料理も取り入れながら、日々の家庭料理を、ちょっとオシャレに、そして美味しくすることをモットーにお料理しています。 お料理以外にも、パン、スイーツを作るのも大好きです。 パン作りは独学ですが、今では、毎日の食卓に欠かせないものになっています。 お料理も、味はもちろんですが、彩りや盛りつけにはこだわっています。 見た目が華やかであれば、子供が苦手なものでも、食べてくれたりもします。 子供が嫌いなものを克服した瞬間が、たまらなく嬉しく思います。