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    • 公開日2016/10/31
    • 更新日2016/10/31

    体調不良を予防する食事のレシピ|しょうが・ねぎで風邪に負けない

    風邪やインフルエンザが流行る季節になりつつありますね。本格的に流行する前に、風邪やインフルエンザを予防したいところ。今回は、風邪やインフルエンザを予防し体調を崩さないような食事について解説します。

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    体調不良を予防する食事のレシピ|しょうが・ねぎで風邪に負けない

     

    体にそなわっている免疫とは

    免疫とは、体が外部から入ってきた細菌やウイルスなどに抗う機能のことです。本来、体に備わっている免疫ですが、加齢やストレス、偏食などによりその力が低下してしまうことも。そんな免疫の低下を予防するために大切なポイントは2つあります。

     

    1.腸内環境を整えること

    免疫を担っている細胞の多くは腸に存在すると言われています。腸内環境を整えておくことは、免疫の低下予防のために大切です。

    便秘が続いているという方は、もしかすると免疫が低下しているかもしれません。腸内環境を整えるための食事を取り入れて体調不良を予防しましょう。

     

    食物繊維と発酵食品で腸内環境を整えよう

    腸内環境を整えるために必要なのは、食物繊維と発酵食品です。野菜やきのこ、海藻などを積極的に食事に取り入れ、納豆やヨーグルトを毎日食べるようにできると良いですね。

    ヨーグルトは料理に加えたりすれば、飽きることなく続けられます。秋や冬に旬を迎える根菜には、食物繊維が豊富に含まれるので、毎日食べられると良いですね。

     

    おすすめレシピ「れんこんと長芋の和風グラタン」

    れんこんと長芋は食物繊維が豊富。これらを一緒に食べるときはホワイトソースを使って和風に仕上げるのが◎。鶏ささみと牛乳を加え、タンパク質も摂りましょう。

    【材料(4人分)】
    ・れんこん…200g
    ・長芋…200g
    ・鶏ささみ…3本
    ・玉ねぎ…1/2個
    ・ぶなしめじ…1/4株
    ・バター…10g
    ・塩、こしょう…少々
    ・小麦粉…大さじ2
    ・牛乳…150ml
    ・水…50ml
    ・白味噌…大さじ1/2
    ・顆粒だし…小さじ1
    ・ピザ用チーズ…適量
    ・ブラックペッパー…少々

    【下準備】
    ・れんこんの皮をむき、1cm幅のいちょう切りにし、酢を入れた湯で8分下ゆでする
    ・長芋の皮をむき、1cm幅のいちょう切りにし、耐熱容器に入れてラップをして電子レンジ600Wで3分加熱する
    ・ぶなしめじの石づきをとり、ほぐす
    ・玉ねぎを薄切りにする
    ・鶏ささみを一口大に切る

    【作り方】
    1.フライパンにバターを入れて火にかけ、玉ねぎを加えて弱火で炒め、ぶなしめじ、鶏ささみ、塩、こしょうを加えて炒める。

    2.1に小麦粉を振り入れてサッと炒め、牛乳を何回かに分けて加える。その都度、全体をよく混ぜる。

    3.2に水、白味噌、顆粒だしを加える。耐熱容器に入れ、ピザ用チーズをかけて、オーブントースターでチーズに焼き色が付くまで5分ほど焼く。ブラックペッパーをふる。

    詳しいレシピはこちら「れんこんと長芋の和風グラタン」

     

    2.体を温めること

    みなさんの平熱はどのくらいでしょうか? 日中の平熱が35℃台という方はもしかすると免疫が低下しているかもしれません。本来、体温は起床時に1番低く日中は高いもので、この差は0.5〜1℃ほどあると言われています。冷え性気味という方は、温かい食事を食べたり、湯船にゆっくりつかったり、有酸素運動をしたりと、体を温める習慣を意識すると良いでしょう。

     

    しょうがや根菜を取り入れる

    しょうがや根菜には体を温める働きがあると言われています。朝の味噌汁にしょうがを加えるのも、体の中からポカポカするのでおすすめです。また、タンパク質は体のもととなるだけでなく、食事誘発性熱産生という食事をとった後に熱を産生する力が強いので、タンパク質が不足しないように心がけましょう。

     

    おすすめレシピ「しょうが風味の甘辛つくね」

    しょうがやねぎを入れたつくねです。フードプロセッサーを使えば、包丁とまな板を使わずに作れます。

    【材料(2人分)】
    ・鶏ひき肉…200g
    ・長ねぎ…1本
    ・しいたけ…1個
    ・しょうが(おろし)…小さじ1
    ・卵…1個
    ・しょうゆ…小さじ1
    ・塩…小さじ1/4
    ・こしょう…少々
    〜タレ〜
    A しょうゆ…大さじ1
    A 酒…大さじ1
    A みりん…大さじ2
    水溶き片栗粉…適宜
    糸唐辛子…飾り用

    【下準備】
    ・長ねぎをキッチンバサミでぶつ切りにする
    ・しいたけの石づきをとる

    【作り方】
    1.フードプロセッサーにつくねの材料をすべて入れて、ねばりが出るまでミキサーにかける。

    2.1を直径5㎝ほどの俵型にする。フライパンを熱し、俵型にしたつくねを弱火で焼く。焼き目がついたら裏返して蓋をし、さらに弱火で5分焼く。

    3.2の火を止め、余分な油をキッチンペーパーでふきとり、Aを加えて、再度弱火にかける。ふつふつとしたら水溶き片栗粉を加える。器に盛り、糸唐辛子を飾る。

    詳しいレシピはこちら「しょうが風味の甘辛つくね」

     

    睡眠と入浴で体の休息を

    疲れが溜まっていると風邪を引きやすくなってしまいます。睡眠や休息をしっかりとり、その日の疲れをその日のうちに落としましょう。冬場は特に体が冷えやすいので、しっかりと湯船につかるようにすると、体温も上がります。

    また、首・手首・足首には、太い血管があります。この「首」を温めることで、体を温めることができます。寒い季節には、首を温めることを意識しましょう。

     

    日々の習慣を工夫して体調不良を予防しよう

    いかがでしたか? 体調不良を予防するための食事のポイントやレシピを紹介しました。いつもの食事や生活を見直して、風邪やインフルエンザに負けない体をつくりましょう!

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    このコラムを書いたArtist

    若子みな美
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    若子みな美

    管理栄養士・減塩料理家 レシピ開発、料理・美容・栄養など食に関する記事の執筆や監修、料理写真撮影、栄養計算などのお仕事をしています。 病院や学校給食に従事した経験を活かし、食に関してトータルコーディネートを行う。 『栄養バランス × 味 × 見た目』を3つが揃った減塩レシピ、時短簡単レシピの開発を得意とする。 見た目からの料理の美味しさを極めるため、祐成陽子クッキングアートセミナーへ通い、フードコーディネーターになるための知識・経験を得る。

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