イタリア語で胃袋を指すトリッパ。 イタリア版モツ煮込みです。 牛の第二胃袋であるハチノス。しっかりと処理をしたホルモンは臭みもなく、とても美味しいです♪ 香味野菜をみじん切りにして炒めたフレーバーベース(ミルポワ)で煮込むことで野菜の旨みたっぷり! 味付けは塩だけとは思えない、奥深い味になります。 たくさん作って残ったら、パスタソースにしたり、ご飯を加えてリゾットにしたり♪ ワインとの相性もバッチリです!!
お肉屋さんなどで売られているハチノスは黒いものは未処理で、白いものが処理済みです。 写真では、野性味の強い黄人参を使っていますが、通常のオレンジの人参で大丈夫です。 お好みで粉チーズをかけていただいても美味しいです☆
食べやすい大きさに切ったハチノス(下処理済み)を鍋に入れ、セロリの葉とたっぷりの水を入れて火にかける。
沸騰してから10分程煮たら、ざるにあげ水で洗う。 1、2の工程を2、3回繰り返して臭みを抜く。 (セロリは同じ物を入れておいて良い)
玉ねぎ、人参、セロリ(残り)をみじん切りにする。 (フードプロセッサーを使うと早い) マッシュルームは薄くスライスする。
厚手の鍋にオリーブ油、みじん切りにしたにんにくを入れて火にかける。
にんにくの香りが出たら、3の野菜を全て入れ全体がしんなりして水気が出るまで炒める。
ハチノス、塩を加える。
ホールトマト缶(手で潰してから入れると馴染みやすい)、ローレル、タイム(あれば)を入れ蓋をして1時間半〜2時間弱めの中火で煮込む。 途中水分が足りなくなったら水を足す。 味を見て、塩味が足りなければ塩を足し味を整える。 さらに盛り、パセリ(あれば)を振って完成!
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福原ゆり
料理研究家
神戸在住 自宅料理教室「FUKUHARA KITCHEN」主宰。2人の子どもたちを育てながらお料理を作る毎日。 時間のない、子育て世代の方にも作りやすく、家族みんなが笑顔になるごはんを作っています。 世界の料理を研究中!日本で手に入る食材で本場の味に近づけるレシピを考えています。 簡単!楽しい!美味しい!レシピをどうぞ♪