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神戸の春の風物詩といえば「いかなごのくぎ煮」 各家庭から甘辛い香りが漂ってきて、今年も春が来たなぁと感じます。 つやつやでしっかりと噛み応えのあるくぎ煮は、まるで売り物のように美しい♪ 細かくレシピにポイントを書いているので、ぜひ初めての方も挑戦してみてくださいね!! いかなごのくぎ煮さえあれば、ごはんが何杯でもいけますよ!
■いかなごは出来るだけ、午前中に買ってきてその日のうちに炊きましょう。 ■生いかなごは鮮度が命!新しいものほど、崩れにくく綺麗に炊けます。 ■途中、箸やヘラで混ぜるといかなごが崩れてしまうので工程8までは触りません。 ■我が家では中華鍋で毎年炊いています。底が広い鍋を使うと作りやすいです。 ■1キロのいかなごを使って、出来上がり量が600gほどになります。 ■柔らかめが好きな方は、水分を煮詰めすぎないで好みのところで止めると柔らかく仕上がります。
いかなごをざっと水で洗い、ザルにあげ水気をしっかりと切っておく。
しょうがを千切りにする。
鍋に濃口しょうゆ、ざらめ、みりんを入れて煮立たせる。 (強火)
煮汁が沸騰したら、いかなごを手でパラパラとばら撒くように入れる。 ※いかなごが崩れるので箸やヘラで絶対に混ぜない!!
強火で沸騰状態をキープしながら、アクを取る。 (泡のような部分)
しょうがを全体に散らして入れる。
アルミホイルの落とし蓋をかぶせて、中火にして30分ほど煮る。
まだいかなごが白い状態の時は崩れやすいので触らない。
写真くらい茶色く色付いたら、ゴムベラなどで混ぜてもOK! 上下をひっくり返すように混ぜる。
煮汁にとろみが付き、水分がほとんど無くなったら火を止める。 ※一度火を止めると、水分量がわかりやすい。
すぐにザルにあげ、汁気を切る。 できるだけ、手早く冷ます。(扇風機に当てたり、涼しいところに置いておく)
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福原ゆり
料理研究家
神戸在住 自宅料理教室「FUKUHARA KITCHEN」主宰。2人の子どもたちを育てながらお料理を作る毎日。 時間のない、子育て世代の方にも作りやすく、家族みんなが笑顔になるごはんを作っています。 世界の料理を研究中!日本で手に入る食材で本場の味に近づけるレシピを考えています。 簡単!楽しい!美味しい!レシピをどうぞ♪