冬ならではの牡蠣を使ったスープ。 昭和の塩田家の味です
牡蠣に火を通しすぎないように。ブールマニエを加えてとろみがついたら長く煮込みません。
牡蠣は2パーセントの塩を加えた水で洗い、よく水けをきる。 白ワインで身がふっくり膨らむまで加熱する。
玉ねぎは1.5センチ角、ニンジンとセロリは1センチ角に切る。ジャガイモは1.5センチ角に切って水にさらす。マッシュルームは縦に4つ割りにする。ベーコンは熱湯をかけてから1センチ幅に切る。
鍋にバターを溶かしてベーコンと玉ねぎを中弱火で傷める。玉ねぎが透き通ったら、ニンジンセロリ、マッシュルームを弱火で7分くらい、ふたをして時々混ぜながら蒸らすように炒める。
水1カップ強を注ぎ、ジャガイモ、塩小さじ2/3,ローリエを加え、いったん火を少し強めにし、アクが出たら救う。火を弱めて野菜が柔らかくなるまで煮る。
煮込んでいる間にAを練り混ぜる。バターは完全に溶かしてしまわずクリーム状にして小麦粉と合わせるようにする=ブールマニエ
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塩田ノア
1955年、東京生まれ。慶応大学経済学部卒業後、銀行に10年間勤務して退行。1993年にイタリアへ渡り、語学と料理を学び、2年半後に帰国。 1995年に料理家として仕事を始める。本格的なイタリア家庭料理と、シンプルでおしゃれな普段のおかずが人気。2004年からパリに暮らす。