スプーンの跡がしっかり残るような昔の固いプリンが好き。そう、昔、母が作ってくれたような。最近はとろっとろプリンが主流ですよね。それなら自分で作ってしまおうと作りました。オーブンをお持ちじゃないかたのために、作り方もレトロです。高齢の母も大好きです。母が食欲ない時でも、これなら食べやすくて、食べてくれるので、作っておくと安心です。プリンってお子様の栄養補給にもいいんですが、食べやすくて栄養価が高いので、高齢者の方にもいいと思います。
カラメルを作るときのポイント ・火を止めてからも余熱でどんどんカラメルは焦げていくので、好みの色の一歩手前で火を止めるのがポイントです。 ・濃いめにすれば苦く、薄めの色だと甘くなります。 ・湯を加える時、かなりはねますので火傷をしないように気をつけてくださいね。 (カラメルソースのかたさのチェックの仕方) 透明なコップに冷水を入れ、カラメルソースをスプーンで数滴落とします。 カラメルソースが水の中でゆらゆらとほぐれながらもひとかたまりで落ち、さわるとやわらかく固まっているのがベストなかたさです。 下に落ちる前に冷水になじんでしまったら、粘度不足です。 再び火にかけてに少し煮詰めてください。 冷水に落とした塊がカリカリの飴状になっていたら、かたすぎです。 水少々を加えて全体をなじませてから沸騰させないように火にかけてください。
蒸し器のふたに布巾を巻いておく。 プリンの型にバター(分量外)を塗る。
カラメルソースをプリンの型に流す。
ボウルに卵を割り入れ、泡だて器で泡立てないよう、卵白を切るようによくときほぐす。
鍋に牛乳とグラニュー糖aを入れて火にかけ、70℃ぐらいまで温め、砂糖を溶かす。
③に④を少しずつ加えて混ぜ合わせる。 ざるかこし器でこし、耐熱容器に均等に注ぎ入れる。
蒸し器に⑤を入れ、中火にかける。 沸騰寸前に弱火にして、ふたを少しずらして閉め、弱火で20~30分蒸す。
蒸し上がったら取り出し、粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やす。
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森本英子(もりもん)
ル・コルドン・ブルー料理ディプロム取得。 お料理が好きすぎて、家で家族のお料理を作るだけじゃもの足りなくて、いろいろな居酒屋さん、パブ等で仕込みのパートとかさせていただいていた時期もありました。 お料理のレシピを考えるのも大好きです。 ブログ、インスタグラム、YouTubeにレシピをあげるのも大好きです。 たくさんの企業様へのレシピ提供、アンバサダー、PR活動をさせていただいてます。 お料理をすることの楽しさ、食べることの喜びが伝わるようなレシピを目指してます。