カチャトーラ=猟師風 イタリアの煮込み料理です。 一般家庭に常備されている調味料と食材だけで 出来る限り簡単に、白いごはんにも合うように和風に仕上げました。 ほろっほろにほどける鶏肉、 ほくほくの甘いじゃがいも、 旨味がとろけてひろがるソース(煮汁)に幸せを感じる、我が家の大人気料理です。
各工程に記載しました。
1〜2㎝幅で切った玉ねぎを電子レンジ使用可能なポリ袋(又は耐熱容器)に入れ、電子レンジ(600w)に3分かける。 ※時短のためなので、時間がある時は鍋でじっくり炒めても◎
鍋を弱めの中火に熱してオリーブオイル大さじ1を馴染ませ、皮をむいたにんにく(丸ごと◎大きければ半分に切る)、工程1の玉ねぎを炒める。
甘く香ばしい香りがしてくるまで炒まったら別皿に寄せる。 ※真っ黒焦げにしない程度に焼き色をつけてokです。
鶏モモ肉を大きめのひと口大に切り、味付き塩コショウを振りかけて揉み込んだら、薄力粉も同じようにして馴染ませる。 ※しっかり味をつけたい場合、味付き塩コショウの量を小さじ1と1/2程に増やしてください。
玉ねぎとにんにくを炒めていた鍋にオリーブオイル大さじ1を入れ、火を強めの中火にする。 鶏モモ肉を並べてしっかり焼き色をつける。 こんがり焼き色がついたらひっくり返し、もう片面も同じように焼く。 ※バチバチ音が激しいので不安になりますが、こんがりした焼き色をしっかりつけたいので豪快に焼き続けます。
鶏モモ肉表面全体がしっかりこんがり焼けたら、穀物酢を加える。 水分がなくなるまで鶏モモ肉を転がしながら焼く。 ※穀物酢を入れた直後、大きめにジャッーと音がしますが正解です。火を弱めないように!
これ以上焼いたら焦げすぎる、と思うくらいに水分が飛んだら酒を加え、同じく水分がしっかり飛ぶまで炒める。
工程3で炒めて寄せておいた玉ねぎ、にんにくと水を加える。 多少の水分が抜けるように、少しずらしてフタをする。 ふつふつ小さく泡がたつくらいの火加減(弱火)に下げ、30分程度煮込む。 ※ぐつぐつするほどの強い火で煮込まないようにします。 ※30分煮込んだあと味見をして薄いと感じた場合、煮込み時間を増やすか、塩(分量外)をひとつまみずつ足して調整してください。
じゃがいもは清潔なたわしを使って水洗いしながら泥汚れを落とし、芽があれば取り除く。 小さめのひと口大に切り、電子レンジ使用可能なポリ袋(又は耐熱容器)に入れ、電子レンジ(600w)に4分かける。
鍋にじゃがいもを加える。 ここで煮汁の味見をし、やや薄い〜ちょうどいい。と感じたら醤油を加える。 じゃがいもにも味が馴染むよう、10分程度煮る。 ※残っている煮汁の量で味加減が変わるので、醤油は入れなくても◎
あれば、彩りで小ねぎや長ねぎを散らしてください。
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おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」