ボリューム満点!「グローブトンテキ」
ビーフステーキの愛称「ビフテキ」から派生した、「トンテキ」。三重県四日市のローカルフードとして人気を博しているトンテキは、単なる豚肉のステーキではありません。
分厚くカットしたグローブのような豚肉に、濃厚なタレをからめ、にんにくチップと千切りキャベツをたっぷり。トンテキとは、そのプレートのトータル名称とも言えるでしょう。
豚肉とにんにくは疲労回復に、豚肉とキャベツは老化防止や美白効果に。パンチが効いたがっつり料理から得られるのは、パワーだけではない栄養バランスも魅力です。絶品ソースでご飯のおかずにもビールのお供にも最高! そんな食べごたえ満点な「グローブトンテキ」の作り方をご紹介します。
基本のグローブトンテキ
グローブのような形にカットした分厚い豚肉に、濃厚なタレとにんにくチップと、パンチが効いたがっつりプレート。シソを加えてさっぱりとした味わいの千切りキャベツとの相性もバッチリです。
【材料(2人分)】
豚肉(肩ロースまたはロース・厚切り)…2枚
塩・コショウ・小麦粉…少々
にんにく…1片
A ウスターソース…大さじ1
A ケチャップ…大さじ1
A しょうゆ…小さじ1
A 砂糖…小さじ1
油…小さじ1
キャベツ・シソ(千切り)…適量
【下準備】
焼いた時の温度差を小さくするため、豚肉は30分~1時間前に冷蔵庫から出しておきます。
【作り方】
1.赤身と脂身の境目に切り込みを入れます。これは、焼き縮みを防ぐ為の大切なひと手間。豚肉が固くなるのを防ぎ、しっとり柔らかに仕上がります。
2.グローブ状に切り込みを入れ、盛り付ける時に上側にしたい面に塩・コショウ・小麦粉をふります。
3.にんにくチップを作ります。にんにくを薄い輪切りにし、フライパンに油とにんにくを入れ、弱火でゆっくり加熱。
にんにくは焦げやすいので、急がずじっくり加熱するのがきれいに仕上げるポイントです。香ばしく色づいたら取り出します。
4.にんにくを取り出し、残った油で豚肉をソテーします。2で小麦粉をふった面が下になるように入れ、中火で1~2分焼きます。
5.綺麗な焼き色がついたら裏返します。1分ほど焼いたら材料Aを加え、たれが半量くらいになるまで中火で1分ほど煮詰めます。
6.皿に盛ってにんにくチップを散らします。キャベツとシソはともに千切りにし、水にさらしてシャキっとさせてから、水気をしっかりきって添えます。
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『基本のグローブ"トンテキ"』
トンテキとの相性バツグン♪パパッと作れる付け合わせ
キャベツの千切りだけじゃ物足りない? そんな時におすすめのトンテキと一緒に食べたいサイドディッシュをご紹介します!
どれもがっつり系の肉料理に合うさっぱりとした味わい。さらにパパッと作れちゃうので、いろいろな肉料理のサイドディッシュとして覚えておくと便利な3品です。
DELI風トマトとシソのポン酢和え
トマトが主役のちゃちゃっと前菜。シソとポン酢の爽やかさと、すりごまのコクでデリ惣菜風に仕上げました。
【主な材料】
トマト
シソ
ポン酢
すりごま
ごま油
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『DELI風トマトとシソのポン酢和え』
パクチーと搾菜のレモン冷奴
こちらは塩でいただく冷奴。テーブルでレモンをキュッと絞って、爽やかにいただきます。お酒も進む一品です。がっつり「トンテキ」と相性抜群です!
【主な材料】
豆腐
パクチー
レモン
搾菜
小エビ
塩
ラー油
●詳しいレシピはこちら
『パクチーと搾菜のレモン冷奴』
舞茸のネギスープ
鶏がらスープで優しい味わいのスープに。シンプルながらも、舞茸の風味が効いた存在感のあるサイドディッシュです。食物繊維たっぷりの舞茸と豚肉を組み合わせることで、コレステロール値低下に役立ちます。
【主な材料】
舞茸
長ネギ
水
鶏ガラスープの素
●詳しいレシピはこちら
『舞茸のネギスープ』
疲労回復スタミナアップにピッタリのがっつり料理、トンテキ。足りない各種ビタミンや食物繊維は、サイドディッシュやスープで上手にプラスしてくださいね。
「がっつり×がっつり」の組み合わせではお口もお腹も疲れてしまうので、他のお料理の味付けはちょっとだけ控えめに。酸味などを取り入れてさっぱりいただける工夫をしましょう。
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