ザクっとしっかり食感のパイ生地で具を包んで焼く、スペイン北西部ガリシア地方発祥の郷土料理。具はツナやイワシが一般的ですが、ちょっとアレンジして、香ばしくソテーしたサバとトマトソースを包んで焼きました。一口大に小さく包んで焼いてエンパナディージャ(小さなエンパナーダ)にしても美味しいですよ。
時間のない時は、市販の冷凍パイシートで代用してもOKです。レシピでは「トマトソース」と表記していますが、今回は昨日作った「クルミ&レーズン入り具だくさんラタトゥイユ」を使いました。レシピはこちら⇒https://oceans-nadia.com/user/23165/recipe/131885
バターは1cm角にカットしておきます。
大きめのボウルにA 強力粉170g、薄力粉80g、パプリカパウダー3g、バター20gをあわせ、粉の中でバターを指先で潰すようにし、小豆大にしていきます。 B 水100ml、オリーブオイル50mlを混ぜて加え、均一になるように混ぜひとまとめにします。
丸めて台に取り出します。 麺棒で長方形に伸ばし、手前に半分に折る⇒生地を90℃転換。 これを3回繰り返し、ラップに包んで冷蔵庫で30分以上休ませます。
3を取り出し、25cm×30cmほどに麺棒でのばします。 右半分にトマトソースを塗り、4を並べます。
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加瀬 まなみ
スペイン料理研究家
埼玉県熊谷市出身。両親在住時スペインにて家庭料理を学び、スペイン料理を中心に料理研究家として活動。メディア・イベント出演、出張シェフ、撮影監修、料理教室、レシピ開発のほか、All Aboutスペイングルメガイド、ippinキュレーターなど執筆活動も行う。 全国タパス選手権 2023年 優勝 審査員最高得点賞 受賞 著書:フライパンひとつでできる絶品パエリア(TATSUMI MOOK)、5分でできた!シリーズ 全7冊(角川SSC)、2stepレシピお米でつくるたのしいごはん(東京地図出版)、月刊いちばんやさしいスペイン料理(miilマガジン)ほか