お豆腐ババロアのレシピが生まれたきっかけ
こんにちは。
フードスタイリストのささき礼奈です。
今回、FOODライナーノーツを書かせていただくことになったので、改めて自分の投稿レシピを見てみました。
そうしたら、びっくり!
《お豆腐の抹茶ババロア》のレシピが一番見ていただいてるんですね。
ありがとうございます♡
でも、なんでお豆腐のババロアなんででしょう?
簡単でおいしそう?
お豆腐スイーツが人気?
見た目がツボ?
どれもだよー
という声が聞こえてくるのを期待しながら、書いています。。
お気に入りにしてくださっている方、どうでしょうか? ドキドキ。
さて、投稿レシピの中で一番ご支持いただいているのがスイーツだった私ですが、正直に言うと、辛党です。甘いものはもう、ほんの少しいただければ、十分生きていけます。
でも、お客様がいらしたときのおもてなしや、お食事の最後に少し甘いものがあると、なんだかそれだけで豊かなひとときになるんですよね。
だから、自分も食べやすい、甘すぎずくどくないものを作りたいな…
せっかく手作りするのだから、おいしくて尚且つ健康的なおやつにできないかな…
お豆腐好きだから、お豆腐で何か作ってみたらどうかな…
そんな思いから試作を始めてみたわけです。
でも、お豆腐のスイーツって、やっぱりどこかにお豆腐がいるんですよね。だから、無理にお豆腐っぽさを消そうとするんじゃなくて、お豆腐の食感や大豆の風味を生かせるものにしようと生まれたのが、このお豆腐ババロア達なのでした。
それももう、この仕事を志すずっと前の話。
まさかこのレシピが世にでる日がくるとは思いませんでしたが、これからも私の知らないどこかの誰かの台所で作られ、おいしく召し上がっていただけていれば、とてもうれしいです。
グリーンがきれいな抹茶味は、ぜひ黒蜜ときなこでどうぞ。
大豆×抹茶×黒蜜は、おもわずニンマリしてしまう組み合わせ♡
こちらから、レシピをご覧いただけます。
https://oceans-nadia.com/user/23937/recipe/129325
普段使いのおやつにもピッタリ。お豆腐のババロア
レシピを考えていたとき、大事にしたのは、「思い立ったら作れる気軽さ」でした。
おうちにある食材で作れて、特別な型も必要なくて、気合を入れなくても作れるおやつにしたかったのです。
だって、そもそも面倒くさがりな自分用のレシピですから。
自分が飽きずに懲りずに作れるのが一番。
手順は混ぜて冷やすだけのシンプルなものですが、おいしく作るコツがあります。
それは、最初にきちんとお豆腐の水切りをすることと、お豆腐の粒がなくなるまでフードプロセッサーなどでしっかりと攪拌すること。
このふた手間で、大豆の風味は残しつつも、お豆腐特有の匂いを和らげることができるのです。生クリームを使っていないお豆腐ババロアなので、もちろんミルキーさやコクは本家ババロアには敵いません。
でも、お豆腐のおかげで、なめらかでやさしい味わいの手作りおやつになりました。
お豆腐だと、ペロリといけちゃう安心感もありますよね。
バレンタインにもぴったりな「お豆腐のココアババロア」
早いもので、今年ももうやってきます。
そう、バレンタインデー。
街にチョコレートの甘〜い香りがあふれるこの季節は、ついついチョコ味のものが気になりませんか?
お豆腐ババロアも、抹茶をココアに変えればチョコ味の濃厚デザートに。
https://oceans-nadia.com/user/23937/recipe/129325
こちらから、レシピをご覧いただけます。
https://oceans-nadia.com/user/23937/recipe/129325
大人には、自家製ラムレーズンをたっぷりかけるのがおすすめ。
お子様には、豆腐クリームやホイップクリームを添えて、見た目もかわいくしてみてはいかがでしょう?
冷やし固めるためのお菓子用の型がなくても、少し深さのあるものなら、なんでも型として使えます。
レシピで使っているのは、白いホーローのバット。もうずっと人気者ですよね。
蓋もできるし、食卓にそのまま出してもシンプルだから映えるし、おやつの型としてもとってもおすすめです。
私は友人が来たときなどは、バットのまま出して、好きなだけ、食べたいぶんだけ取ってもらいます。
1つのものをみんなで分け合って、ワイワイワイワイ。
その時間が、またおいしい食卓を作ってくれる気がします。
特別なことは何もないけれど、なんとなくやさしい気持ちになるお豆腐ババロア。
思い立ったら、作って、召し上がっていただけたらうれしいです。
淹れたてのおいしいコーヒーと一緒に。