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    果肉たっぷり ピンクグレープフルーツマーマレード

    • 投稿日2020/05/06

    • 更新日2020/05/06

    • 調理時間45(粗熱を取り保冷する時間は除く)

    柑橘系フルーツの中で一、二を争う知名度のグレープフルーツ。爽やかな香りと大ぶりな果実が特徴的だけど、皮が厚いし、、大きさの割に果肉量が期待薄、、酸味や苦みがちょっと強くて苦手だったり、、とか。 でもそんなグレープフルーツをまるごと美味しくいただける、果肉たっぷりのマーマレードはいかがでしょう。透き通る鮮やかなピンクグレープフルーツの果肉にスパイスのアクセントを効かせた見た目も味も美味しいマーマレードは、朝から気分を上げてくれること間違いなしです!!

    材料200㎖のガラス瓶1つ分

    • ピンクグレープフルーツ
      1個
    • はちみつ
      100ℊ
    • グラニュー糖
      60ℊ
    • シナモンスティック
      1/2本
    • クローブ
      2個
    • 水(必要であれば)
      適宜

    作り方

    ポイント

    ・果肉の色を鮮やかに綺麗なマーマレードになるようにグラニュー糖を使い、グレープフルーツと相性の良いはちみつで香りと甘味をまろやかに仕上げました。 ・マーマレード特有の苦みを抑えたいのなら、工程3⃣の作業を3回に増やしたり、白いワタ部分の使用量を減らして薄くそぎ落としたりすると効果的ですが、ワタ部分にはマーマレードにとろみをつけるペクチンが多く含まれているのであまり取り除かない方が上手く作れますよ。 ・工程4⃣にて煮つめた果汁の重量=加える糖の重量(今回はグラニュー糖+はちみつ)とすると2週間ほど保存の効く糖度となります。 ・コンロが2口以上あれば、鍋と小鍋を使い調理する工程(3⃣と4⃣)を平行し作業していくと時短が出来るポイントです。 ・ガラス瓶を煮沸消毒する際やマーマレードを瓶詰めする際には火傷をしないように注意しましょう!

    • ピンクグレープフルーツを洗う。 鍋にお湯を沸かしておく。

    • 1

      ピンクグレープフルーツのカルチェを作る。 ピンクグレープフルーツのヘタ側とおしり側を果肉が見えるくらい切り落とす。ピンクグレープフルーツを横向きに手に持ち、切り口から果実の形に添って包丁を入れて外皮を剥き、少しずつピンクグレープフルーツ回しながら白いワタ部分が残らないように外皮を剥いていく。(外皮は次の工程にて使用するので取っておくこと。)果実を縦方向に持ち替えて、薄皮の少し内側を筋に沿い中心まで包丁を入れ、同じ房の反対側の筋の内側にも同様に包丁を入れて果肉を切り取りボウルに入れていく。果肉を全て切り取り残った薄皮を絞り果汁を取り、一緒にボウルに入れ計量しておく。

    • 2

      切り取ったピンクグレープフルーツの外皮を1㎜の厚さに薄く切る。 外皮の内側に果肉が付いているようであれば、包丁を寝かせて白いワタ部分に刃を入れてを削ぎ、外皮のみを薄切りにする。

    • 3

      鍋にお湯が沸いたら2⃣の外皮の薄切りを入れて2~3分茹で、ザルにあげ流水で軽く洗い、もう一度この工程を繰り返す。二度目の流水での洗いが済んだ後、外皮をザルをあげて軽く水気を手で絞っておく。空いた鍋に保存用ガラス瓶と水を瓶が浸るまで入れて中火にかけて5分間は煮沸消毒をする。

    • 4

      小鍋に1⃣の果肉と果汁を入れて中火にかける。果肉を潰しながら果汁を沸騰させて灰汁を取る。用量が160ℊになるまで果肉を焦がさないように気を付けながら煮詰める。(灰汁を取りきるくらいがほぼ適量となり、煮詰める時間の目安となります。)一度ボウルなどに移して計量をし、煮詰めすぎて160gに満たない場合には水(必要であれば)を加えて160gにする。

    • 5

      4⃣を再び小鍋に戻し、3⃣の外皮とはちみつ、シナモンスティック、クローブを加えて中火にかける。焦がさないようにはちみつを溶かし沸騰させ、灰汁を取りながら煮詰める。グラニュー糖を加え、弱火にしてさらに煮詰める。(この間に煮沸消毒したガラス瓶をトングなどで取り出し、乾いた布巾等の上でしっかり水気を切っておく。)果汁に糖の粘度でぐつぐつと大きめの気泡が立ち、スパイスの香りが立ち、照り、とろみが出てきたら火を止めてシナモンスティック、クローブと取り出す。

    • 6

      煮沸後の熱い状態のガラス瓶に5⃣を瓶の口まで入れてフタをし、逆さにして室温にてそのまま粗熱を取りながら冷ました後、冷蔵庫にて保存する。

    レシピID

    390923

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    前澤 泰爾
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    前澤 泰爾

    長野県生まれ。 大学卒業後、メンズカジュアルブランドの販売員としてアパレル企業に就職。 ファッションコーディネートを学びながらも、料理の世界に興味を持ち、飲食業に転職。 都内飲食店にて調理業務に携わり、独学にて調理師免許取得。イタリア料理店、スペイン料理店、ハワイ料理店などの店長、料理長を経て、日々食材や料理、人と向き合う。 その後、今までとは違う角度や観点から料理の世界を学ぶため、祐成陽子クッキングアートセミナー54期生として、食に係わるコーディネート、スタイリングを学び、フードコーディネーターの資格を取得。

    「料理家」という働き方 Artist History