離乳食のオススメ食材「りんご」。加熱をすれば柔らかく、そして甘みが増します。 赤ちゃんの成長に合わせた切り方をご紹介します。
月齢や分量はあくまでも目安です。お赤ちゃんひとりひとり、成長に合わせて進めていきましょう。
初期食(生後5~6か月ごろ) はじめての場合はすりおろし後加熱をしましょう。 小鍋でも良いですが、少量の場合は耐熱容器にいれてふんわりとラップをかけて600wで20~30秒ほど加熱をしてください。 はじめはひとさじずつ、慣れてきたら少しずつ量を増やしていきましょう。
中期食(生後7~8か月ごろ) みじん切り〜5㎜角にきり、加熱後十分に冷ます。 りんご1/8個(30g)の場合 水を小さじ1程度加え、600wの電子レンジで1分半加熱する。 ※硬い場合は様子を見ながら30秒ずつ加熱していく。
後期食(生後9~11か月ごろ) りんごを半分に切り、5㎜幅の薄切りにする。 (1食分目安量、3切れ30g) 皮と芯を取り除き、耐熱容器に入れてふんわりとラップをかけて600Wの電子レンジで1分30秒加熱する。 十分に冷ます。 硬いようなら数十秒ずつ追加加熱を。 かじり取りが難しい場合は小さく刻んであげましょう。
完了期食・幼児食前半(1歳〜2歳) 薄切りのスティック状や半月切りなどにする。 <スティック> 持ちやすいので手づかみの練習に <半月切り> 口を大きく開ける・一口量の練習に ※飲み込みやかじり取りが難しい場合は、加熱したり刻んであげましょう。
幼児食後半 皮は硬く消化もされにくいので、剥いてあげるのがベター。 1/16等分の薄切りにしてあげましょう。
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藤原朋未
管理栄養士・元保育園栄養士
保育園栄養士として勤務し、離乳食・幼児食・アレルギー食や栄養相談などに携わる。 現在は(株)エミッシュに所属し、レシピ開発・コラム執筆のほか、乳幼児食をテーマとした料理教室やセミナー講師を務める。 Instagramではレシピを中心に、またブログ「ママ楽ごはん」にて、子どもの食に関する情報を発信中。 著書 作りおき+帰って15分でいただきます! すぐラク おうち幼児食 (池田書店) 2歳と5歳、2児の母。 2023年11月第3子出産予定。 管理栄養士 元保育園栄養士 乳幼児食指導士 妊産婦食アドバイザー (株)エミッシュ所属