アーユルヴェーダの考えではニンニクはラジャスティック(刺激物)とされ、その意味の通り、肌荒れや、気が大きくなるなど、心身に何かしらの刺激を及ぼすと考えられています。また発酵食についても、生命力のない食べ物と考えますが、身土不二という言葉があるように、その土地で育った人と食は一体であり、自然と調和がとれているのです。生まれ育った環境に適した食べ物は身体に合いやすいということです。過ぎずに適度が最適です。日本は四季があり湿気が多く発酵食品に優れた環境であり、先人から伝わる養生食です。栄養学からの視点でも発酵ニンニクには滋養強壮や疲労回復といった免疫力向上の為のサポートとしても期待できます。
幸村亜美
◼︎ヨガ講師歴15年 ◼︎アーユルヴェーディックアドバイザー ◼︎フードコーディネーター ◼︎2児の母 家庭料理こそ、最古の処方箋。 私達の身体は食べたものから生成されます。 どのような食べ物を、どのような調理法で、どのような食べ方をするかによっても素材のもつエネルギーの還元率が変わってきます。 「食」を通して、家族の健康を守れるお母さんでありたく日々奮闘中。 ヨガとアーユルヴェーダの考えを通して長期的にみた心身の健康管理法をご提案致します。 どのようなものをどのように食べたら心身の健康を促すことができるのか?食から心身を整える為に食べものや食べ方のコツなども合わせて投稿していきます。