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    • 公開日2016/07/10
    • 更新日2016/07/10

    夏バテ防止に食べたい元気野菜 オクラの下処理とゆで方

    見るだけで元気が出るような、色鮮やかな夏野菜が出そろってきました。いろいろな料理に大活躍のオクラをもっとおいしく味わうべく、下処理の方法をご紹介します。野菜のおいしさ、美しさを生かしたレシピが人気の料理研究家、島田まきさんに教わります。

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    夏バテ防止に食べたい元気野菜 オクラの下処理とゆで方

     

    オクラの選び方・栄養価

    和え物やサラダに、そして薬味にと、料理の名脇役として大活躍のオクラ。7月~9月が旬の夏野菜です。生長が早く、大きくなるほど筋が出てくるため、ほどよい大きさのものを選びましょう。

    オクラの独特の粘りの正体は、水溶性食物繊維のペクチンという成分。ペクチンには血中コレステロールを減らす働きがあります。

    またビタミン、カリウム、マグネシウムも多く含まれ、体の免疫力をアップ! おいしく食べて夏バテ防止に役立てたいですね。

     

    さっとゆでるのがポイント!オクラの下処理3ステップ

    そのままでも食べられるオクラですが、丁寧に下処理してから調理すると、料理の出来ばえもおいしさも確実にランクアップ。ぜひ試してみてください。

     

    1.板ずりする

    オクラに粗塩をまんべんなく振り、まな板にすりつけるようにして、前後に10回ほど転がします。この「板ずり」をすることで、きれいな色にゆであがります。表面のうぶ毛がとれて口当たりがよくなる効果も。

     

    2.ヘタとガクをとる

    ヘタと実の間の黒い筋の部分「ガク」を、包丁でくるりとむき取ります。

    オクラはヘタのほうまでおいしく食べられるので、ヘタの先は少し切り落とせばOK。また、ゆでたときに実が破裂しないよう、しっぽの先も少し切ります。

     

    3.さっとゆでる

    鍋にたっぷりお湯を沸かし、板ずりしたオクラを、塩を洗い流さずに入れます。

    色が鮮やかなグリーンに変わったら下ゆで完了。オクラ全体が湯につかるよう時々混ぜることで、しっかりアクが抜けおいしくゆであがります。

    【ポイント】
    ・ゆですぎると水っぽくなってしまうので要注意
    ・茹であがったら、すぐに余熱が入らないよう氷水につけ、鮮やかな色味をキープ

    おすすめレシピはコチラ
    オクラの肉巻き

    今が旬のオクラ。おいしさを余さず味わうためにも、下ごしらえにも気をつかってみましょう!

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    このコラムを書いたArtist

    島田まき
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    島田まき

    料理研究家。 ソムリエ・漢方アドバイザー・調理師。 フランス料理店オーナーシェフの夫と3人の息子を持つ。 輸入業経験後、フランス料理店にて料理人として修行。 後、恵比寿「イレール」を夫と共に開業。 ソムリエの資格所得後、さらにワインと食のつながりを追求。 出産を機に、働きながら子育てをする為の仕込み料理、 子供の健康を考えるレシピも増える。 毎晩、深夜帰宅の夫の体調管理を踏まえたメニューで 健康でスタイルを保つメニュー作る日々。

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