オクラの選び方・栄養価
和え物やサラダに、そして薬味にと、料理の名脇役として大活躍のオクラ。7月~9月が旬の夏野菜です。生長が早く、大きくなるほど筋が出てくるため、ほどよい大きさのものを選びましょう。
オクラの独特の粘りの正体は、水溶性食物繊維のペクチンという成分。ペクチンには血中コレステロールを減らす働きがあります。
またビタミン、カリウム、マグネシウムも多く含まれ、体の免疫力をアップ! おいしく食べて夏バテ防止に役立てたいですね。
さっとゆでるのがポイント!オクラの下処理3ステップ
そのままでも食べられるオクラですが、丁寧に下処理してから調理すると、料理の出来ばえもおいしさも確実にランクアップ。ぜひ試してみてください。
1.板ずりする
オクラに粗塩をまんべんなく振り、まな板にすりつけるようにして、前後に10回ほど転がします。この「板ずり」をすることで、きれいな色にゆであがります。表面のうぶ毛がとれて口当たりがよくなる効果も。
2.ヘタとガクをとる
ヘタと実の間の黒い筋の部分「ガク」を、包丁でくるりとむき取ります。
オクラはヘタのほうまでおいしく食べられるので、ヘタの先は少し切り落とせばOK。また、ゆでたときに実が破裂しないよう、しっぽの先も少し切ります。
3.さっとゆでる
鍋にたっぷりお湯を沸かし、板ずりしたオクラを、塩を洗い流さずに入れます。
色が鮮やかなグリーンに変わったら下ゆで完了。オクラ全体が湯につかるよう時々混ぜることで、しっかりアクが抜けおいしくゆであがります。
【ポイント】・ゆですぎると水っぽくなってしまうので要注意・茹であがったら、すぐに余熱が入らないよう氷水につけ、鮮やかな色味をキープ
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オクラの肉巻き
今が旬のオクラ。おいしさを余さず味わうためにも、下ごしらえにも気をつかってみましょう!