「基本のカツ煮」です。 カラッと揚げたかつを、甘辛いだしや卵で煮て作るカツ煮は我が家でも人気おかずです。 お肉が柔らかくジューシー、甘辛く味しみ、たまごがふわふわ! 美味しいがたくさん詰まっています。 ぜひ参考にしてみてくださいね。
●工程1、筋切りをすることでかたくてかみ切れない部分がなくなり、食感がよくなります。また揚げるときにそりにくくなり、縮みにくくなります。 ● 工程2、全体的な食感が柔らかくなります。 ●工程4、バッター液を使用するとで衣が剥がれにくくパン粉もまぶしやすくなります。ボリュームもアップするのでおすすめです。(※卵だけでも大丈夫です) ・バッター液にサラダ油を少量加えることで肉をコーティングしサクサクに揚がりやすくなります。 ・パン粉は生パン粉を使用しています。 ・パン粉をつけてから少し置くのは、パン粉をなじませ揚げた時に衣を剥がれにくくするためです。 ●工程5、とんかつを揚げる時はあまり何度もひっくり返さないようにしましょう。衣が剥がれる原因になります。またフライパンのサイズにあった枚数を揚げましょう。 ●工程7、油をきって3分ほど余熱で火を通してください。(立てることで油切れがよくなります) ●工程8、溶き卵をざっくりあえて均一に混ぜないようにしたり、2度に分けて溶き入れることで、ところどころ半熟な状態に仕上がりふんわりさせるためです。 ●工程11、盛り付けは火を止めた状態の形をそのまま器にスライドさせるような形で盛り付けていただくとたまごもふわふわできれいに盛り付けられます。 ●市販のカツでもお作りいただけます。 今回は1枚150g程度のロース肉を使いました。カツの大きさで煮汁加減が異なりますので適宜調節してください。煮汁が多いようであれば玉ねぎや卵の量など増やしても◎ ●ご飯に合うように濃いめのしっかりした味付けになっています。
豚ロース肉(とんかつ用)は、白い脂身の部分と赤身の部分の境目に包丁を垂直に刺し、両目筋切りをする。
包丁の背で肉をかるくたたく。
両手で肉を中心に寄せるように厚みを戻し、塩・こしょうを両目ふり、薄力粉を両面まんべんなくつけ、余分な粉をはたいておとす。
ボウルにA 卵1個、薄力粉大さじ4、水大さじ2、サラダ油小さじ1を混ぜ合わせ、バッター液を作り、パン粉をバットに広げ入れる。3をバッター液にくぐらせ、パン粉をつける。パン粉をつけたら5分ほどおく。
フライパンにサラダ油を2〜3㎝の高さまで入れて170度に熱し、4を入れる。そのままさわらず、パン粉が固まり色づいてくるまで2分ほど揚げる。色づいてきたら上下を返してを1〜2回繰り返し火を通す。(4分程度を目安)
揚がったらバットにうつし、縦に立てるよう置き、油をきる。
玉ねぎは2〜3㎜厚さの薄切り、三つ葉は2㎝長さ、卵はかるく溶いておく。7のとんかつは2㎝幅に切る。
フライパンにB 水200ml、醤油・みりん各大さじ3、砂糖大さじ1.5、和風顆粒だし小さじ1、玉ねぎを入れて中火にかけ、煮立ったら弱火の中火にし1〜2分煮る。 玉ねぎに火が通ったら、とんかつを並べて加え、蓋をしさらに弱火で1〜2分煮る。
とんかつにもたれが染みてきたら、溶き卵を半量回し入れ蓋をし30秒ほど中火で煮る。蓋を開け、残りの溶き卵も回し入れ再度蓋をし、好みのかたさになるまで煮る。
器に盛り、三つ葉をのせる。
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るみ
料理家
料理家。愛知県在住。2児の母。 著書📕【るみのささっと和食】 2022年5月31日出版(ワン・パブリッシング) Instagram @ru.ru_rumi 身近な食材や調味料を使ったお手軽簡単な和食ご飯、時短料理、名古屋めしを中心に発信しています。 子供達も成人し、現在はフルタイムで働いているのでできるだけ早く簡単に作れるレシピが中心。 今までの経験から作る我が家の毎日食べても飽きない和食がメインな食卓を皆さまにお届けできたらと思います。