「下味調理」「下味冷凍」とは、肉(魚)を切って、下味をつけて冷蔵(冷凍)しておくこと。 作りおきよりも週末に多くの時間を割くことがなく、できたての料理を食べることができます。 予め、献立が決まっていると副菜など 他の料理も作りやすくなるのです。 レシピを見なくても、カチッと味がキマる分量などについての詳しい説明は動画をご覧ください。
・肉を切る時間は、1枚でも2~3枚でもさほど変わりません。 1枚切って、包丁やまな板を洗ったり・消毒したり、手を洗ったり…これらの時間を考えると一度にやってしまうと時間効率が良くなります。 ・献立は考えるのが面倒です。 毎日かぶらないようにするには「肉」×「味付け」を変えること。 数種類の肉を用意し、味付けも「しょうゆ」「みそ」「塩」とかぶらないようにすれば毎日同じ料理を食べることはありません。 ・基本の味付けに、「にんにく・しょうが」「スパイス(カレー粉・クミンなど)」「ハーブ」「豆板醤」などを加えると味のバリエーションが広がります。 ・わが家は小さい子どもとの3人家族なので2~3人分で紹介していますが、4人家族などは倍量で作っても◎。 ひとり暮らしの方も2人分いっきに作って次の日のお弁当にしたり、半量ずつ小分けにして都度加熱調理するのも◎。 ・わたしは「冷凍庫」に入れると存在を忘れてしまううっかりさんなので、基本的に土日に月~火・水までの下味調理(冷蔵)をしておきます。 水・木あたりでその日の食事をつくるついでに 金・土くらいの下味調理を準備しています。 お家に合った味付け・分量で習慣化されると、毎日のごはん作りが楽になると思います。 ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
チャック付きのポリ袋に ・肉の部位 ・味付け ・賞味期限(肉を購入した時に記載されている日にち。もしくは下味をした日にち) を書く ※冷蔵で2~3日、冷凍で1か月以内に使い切るようにしましょう
袋の中でA しょうゆ大さじ1、酒大さじ1、みりん大さじ1B みそ大さじ1、酒大さじ1、砂糖小さじ1C 塩小さじ1/2、酒大さじ1、にんにく(すりおろし)少々、ごま油大さじ1/2の合わせダレをそれぞれ混ぜ合わせる。 ※献立が決まっていない場合でも「しょうゆ」「みそ」「塩」をランダムに用意しておけば味がかぶることなく献立を作ることができます。
鶏肉・豚肉・牛肉などを食べやすい大きさに切る。 ※先に調味料を合わせておくことで手を洗う回数を減らすことができます。 ※魚でももちろん可能です。重量が250~300gくらいにすると、レシピの調味料で味が決まります。
袋に入れてもみこむ。
冷凍する場合は、奥のように丸めてしまうのではなく、手前のようにできるだけ平らにして冷凍庫に入れます。 こうすることで、冷凍や解凍する時間を短縮することができます。
【参考レシピ】 ・タンドリーチキン https://oceans-nadia.com/user/28/recipe/391007 ・じゃがバタチキン https://oceans-nadia.com/user/28/recipe/388520 ・牛肉とアスパラのうま塩炒め https://oceans-nadia.com/user/28/recipe/391009 ・フライパンでトマトのタッカルビ風 https://oceans-nadia.com/user/28/recipe/385618 ・豚肉の生姜焼き https://oceans-nadia.com/user/28/recipe/385612 ・豚肉とキャベツのピリ辛肉味噌炒め https://oceans-nadia.com/user/28/recipe/385616
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柴田真希
\今日のごはん何にしよう…でもう悩まない!/ ■第1・3金曜日に平日5日間の献立公開 (Instagramは買い物リスト付き) https://www.instagram.com/maki_recipe106/ ■4歳・2歳 Boy ■「切るだけ&漬けるだけ! おうちで簡単ミールキット」(学研プラス)、「私は「炭水化物」を食べてキレイにやせました。」「ココナッツオイル使いこなし事典」(ともに世界文化社)など著書10冊超え ■管理栄養士、(株)エミッシュ・Love Table Labo.代表 ■女子栄養大学短期大学部卒業後、給食管理、栄養カウンセリング、食品の企画・開発・営業などの業務に携わり、独立。 現在はお料理コーナーの番組出演をはじめ、各種出版・WEB媒体にレシピ・コラムを掲載する他、食品メーカーや飲食店のメニュー開発・プロデュースなどを行っている。