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子どもも一緒に食べれる粕汁です。 嫁いだ味と育った味が合わさった粕汁は我が家の味に。 ほんのり甘くお肉が入って酒粕と味噌のトロッとした感じと、甘酒のようなやさしい香りは子どもも食べやすいです。 酒粕にはアルコールが含まれ、香りも個性的。酒粕は蒸してアルコール飛ばし、酒粕の香りを和らげます。 酒粕のアルコールは蒸してから20分ほどから抜けていきますので30分しっかり蒸します。 ここだけ時間がかかりますが、あとは食材を切って煮るだけですぐにできますよ。 体を温めてくれる季節のお汁です。
【安心・安全に作って食べていただくために】 ・蒸して酒粕のアルコールを飛ばしていますが、アルコールが完全には抜けていません。微量にアルコールが残っていますので、妊産婦の方、授乳中の方、乳幼児、アルコルの弱い方、車を運転される方はお控えください。 【普段使われているお味噌で作るとき】 ・お味噌の量は「大さじ2」入れ味をみてください(塩味が足らないようだったら粗塩で調える)。 【粕汁を美味しく作るコツ】 ・鍋にたっぷりの湯を入れて沸かし、蒸篭(蒸し器)で30分しっかり蒸します。 ・豚肉はさっと茹でて余分な脂を抜き少ない調味料で味が決まります。 ・濃くを足したい場合は、油揚げを入れることで調味料を足さずに濃厚な粕汁になりお酒の肴になりますよ。 ・焼いたお餅を入れてお雑煮風にして食べるのもおすすめです。息子達、夫の定番です 笑。 【レシピの分量で油揚げを加える場合】 ・油揚げ1枚をペーパータオルで挟んで余分な脂を取り、縦半分に切ってから横にして1センチ幅に切る。【工程6】で野菜と一緒に油揚げを入れ次の工程へ進んで作ってください。
・セイロまたは蒸し器を蒸しておく。 【セイロ】 ・鍋にたっぷりの湯を入れて強火で沸かす。 ・セイロに水で濡らし水気を絞ったパーパータオル(ふきん)を敷き、酒粕(板粕)を重ならないように並べる(大きいものは手でちぎる)。 ・蒸気の立った鍋に蒸篭をのせ、ふたをかぶせ中火にしてで30分しっかり蒸す。 【蒸し器】 ・セイロと同じように鍋にたっぷりの湯を沸かす。 ・蒸しかごに水に濡らして硬く絞ったペーパータオル(ふきん)を敷き板粕を重ならないように並べ、蒸気の立った蒸し器に入れふたをかぶせ中火にして30分しっかり蒸す。
・にんじん、れんこんは、皮をむいて半月切りにする。
・かぶの葉は根元から切り落とし、皮をむかずに縦半分に切る。 ・切り口を下にして半分を6等分に切る。
・小鍋にたっぷりの湯を沸かし、豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用)をゆでて網にあげる。 ・粗熱がとれたらひと口大の大きさに切る。
【だし汁を作る】 ・直径20㎝の鍋にA みりん大さじ 2、和風顆粒だし小さじ 1/2、風味調味料(昆布だし)小さじ 1/2、水600mlを入れ2分ほど煮立たせ火を止める。
・蒸した酒粕を耐熱ボウルに入れ、だし汁を少しずつ入れ(玉じゃくし1杯分)、泡立て器で混ぜてなめらかにする(トロッとするまで)。
・A みりん大さじ 2、和風顆粒だし小さじ 1/2、風味調味料(昆布だし)小さじ 1/2、水600mlを入れた鍋に、にんじん、れんこん、を入れて火にかけ中火で煮る。野菜に火が通ったら火を止める。
・だし汁でのばした酒粕を少しずつ鍋に溶かし入れひと混ぜする。
・かぶと豚肉を入れてひと煮立ちさせ火を止める。
・耐熱ボウルに白みそを入れ煮汁を少しずつ入れて混ぜる。 ・トロッとするまでのばしたら鍋に少しずつ入れひと混ぜする。
・鍋を火にかけ中火にしてひと煮したら弱火にする。 ・味をみて粗塩を少しずつ入れ味を調える(ひとつまみずつ入れると調えやすい)。
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森口 ゆり子
アラフィフ夫と、中学生と小学生の息子2人の4人家族。新潟県在住。 プロフィールへお越しくださりありがとうございます。 ▶︎ふだんのおかずでもおもてなしにも活かせるレシピ ▶︎ゆる〜く減塩、無理なくコツコツ不足がちな鉄分が摂れるレシピ ▶︎旬の食材、発酵食品を使ってできる限りのローコスト からだと心がゆっくり整う体にやさしいレシピを発信しています。 【レシピをご覧になられる皆さまへ】 レシピをお気に入りしてくださり、またご覧くださりありがとうございます😌 只今、初期のレシピや今の時期のレシピを見直し一部修正をさせて頂いております。材料に変更はないのですが、修正したものはポイント欄に記載しています。ご不便をおかけしますが宜しくお願いいたします🙇♀️ 【レシピ作りへの思い】 レシピの工程は出来るだけ丁寧においしく作るポイントも入れ、専門的な用語を使わないようにしています。 まわりくどいかなと感じる方もいらっしゃると思います。これは初めて料理をする方も迷わず作れるように、ゴールの味へたどりついていただきたいからです。技術や経験値が少なくても料理写真のようにおいしく作れたら楽しいですよね。料理は楽しいというワクワクを感じていただけたらなぁという思いで作っています。 投稿レシピは、普段のおかずにはもちろん、盛り付けを変えるだけで『おもてなし』向きになる料理が多いです。 氣に入ったレシピがありましたら作ってみてくださいね。工程数が多いですが通して作ってみると意外と簡単だったりします。 10年後もその先も食べたい、作り続けたいレシピを心掛けて作っています。 大切な人を想って作る楽しくておいしい時間になりますように。 【追記】 2023年から1人分のカロリー、塩分をのせました。 日々のご飯作りに参考にしていただければ嬉しいです。